少し先の未来をコンセプトにした「Future Zone」には、より魅力的かつ意欲的と感じられるコンセプト機器が多く展示。次世代REGZAを担うプレミアム4Kテレビ、超ワイドで迫力ある5Kテレビ、没入感がすごそうな円弧パネル仕様の4Kテレビなどだ。


4Kの美しさをさらに突き詰めたというプレミアム4Kテレビは、次世代のREGZAを担うテレビの正当進化を示すものだ(写真=左) アスペクト比21:9の超ワイド5K(5120×2160ドット)テレビ。映画スクリーンのシネスコサイズと同様のアスペクト比のため、映像の迫力をさらに感じられそうだ(写真=中央) 表面を円弧状にカーブさせたディスプレイ。正面から見ると、これまでのテレビにはなかった圧倒的な没入感が得られるのに驚く(写真=右)例えばフレームレスの鏡に内蔵してしまう形で複数のディスプレイを内蔵してインテリア性を持たせたもの、鏡に情報が浮かび上がよう表示されるデジタルサイネージなどがある。

鏡に映像が浮かび上がるように表示される新感覚のディスプレイ。反射率を抑えつつ、背面のディスプレイから光が透過するように工夫した特殊なマジックミラーを使用して実現。デジタルサイネージやアート展示などへの応用が期待される(写真=左)ほか、暮らしの中にも溶け込みそうだ(写真=右)そして、そんなデザイン性の高いプロダクトが並ぶ中でひときわ目を引いたのが、5つの形に変化する“5in1”をうたう変形ノートPCのコンセプトモデルだ。
昨今はディスプレイとキーボードが分離するタイプの2in1マシンが増えているが、その分離部分を工夫するとここまでスマートになるカモ──という好例か。普通のノートPCスタイル、ヒンジをスタンドにするビュワースタイル、それを逆向きにする角度付きタッチ/ペン操作スタイル、キーボードを360度裏返す標準タブレットスタイル、キーボードを外しつつヒンジ兼スタンドのみをたたむタブレットスタイル──(数に含めるにはどうかなというスタイルもあるが)「計5つ」の5 in 1というわけだ。

これがこのように変形する。キーボードだけ分離し、ヒンジ部を裏返してそれをスタンドにする。キーボードはBluetoothなどで無線接続される(写真=中央) それを逆向きにすれば、角度の微調整も可能なタッチ/ペン入力に変わる。説明員は「キャンパスモード」と呼んでいた(写真=右)こちら、商品化の予定は未定だが、技術的にはさほど難しいものではなさそうなので、新たな“変形”PCの近日登場に期待したいところだ。

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