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» 2014年04月25日 06時00分 公開

サイズ別に“仕事がはかどる”液晶ディスプレイを選んでみたSOHO/中小企業に効く「ディスプレイ」の選び方(第2回)(2/3 ページ)

[山口真弘,ITmedia]

23〜24型ワイドのおすすめ機種は?

 続いて23〜24型ワイド。ここはメインストリームということもあり選択肢も豊富だ。

 液晶パネルが非光沢、かつ本体が最低でも3年保証という条件で絞り込んでいくと、iiyamaの「ProLite XU2390HS」と、それに縦位置表示機能を追加した「ProLite XUB2390HS」が候補になる。いずれも23型フルHDのAH-IPSパネルを採用しており、幅が532.5ミリとこのクラスにしてはコンパクトなのも強みだろう。ただし例によって液晶パネルとバックライトは3年ではなく1年保証だ。

iiyamaの「ProLite XU2390HS」(写真=左)と「ProLite XUB2390HS」(写真=右)

 価格を重視するならば、日本エイサーの「G246HLAbid」や、ベンキュー・ジャパンの「GL2460HM」が候補になる。いずれもTNパネル搭載機だが、フルHD、非光沢パネルといった条件はクリアしており、一回り大きな24型でありながら実売1万円台半ばと低価格だ。ただし、本体幅はそれぞれ563.9ミリ、565.36ミリとやや大きめで、またこちらも液晶パネルとバックライトは3年ではなく1年保証となる点は考慮しておきたい。

日本エイサーの「G246HLAbid」(写真=左)。ベンキュー・ジャパンの「GL2460HM」(写真=右)

 液晶パネルとバックライトも含めて3年保証に注目すると、23.6型TNパネルを搭載したアイ・オー・データ機器の「LCD-AD242E」、それにHDMI端子などを追加した「LCD-MF243E」も候補になる。どちらもブルーライト低減機能に注力したモデルだ。複数のディスプレイの電源を一括でコントロールできる機能など、学校や教室向けの側面もあるが、オフィスでも用途によってはフィットするだろう。

アイ・オー・データ機器の「LCD-AD242E」(写真=左)と「LCD-MF243E」(写真=右)

 同じく3年保証(液晶パネルとバックライトも含む)でコストパフォーマンスが高いモデルとしては、デルの23型モデル「P2314H」と23.8型モデル「P2414H」も当てはまる。非光沢でフルHD対応のIPSパネルを搭載し、高さ調整、縦位置表示が可能なスタンドも備えたモデルだ。

デルの「P2314H」(写真=左)と「P2414H」(写真=右)

 ワンランク上の選択肢としては、IPSパネルを搭載したEIZOの23型モデル「FlexScan EV2336W-Z」と24.1型モデル「FlexScan EV2436W-Z」も押さえておきたい。価格は高めだが、輝度などの自動調整機能と疲れ目対策機能、高さ調整、縦位置調整機能など、至れり尽くせりだ。標準で5年保証(使用時間は3万時間以内、液晶パネル含む)という強みもある。EV2436W-Zは1920×1200ピクセル(WUXGA)の24.1型ワイド画面で、A4見開き(A3)の実寸表示が可能だ。

EIZOの「FlexScan EV2336W-Z」(写真=左)と「FlexScan EV2436W-Z」(写真=右)

27型ワイドのおすすめ機種は?

 最後に27型ワイド。23〜24型ほどではないが、ここも競争が激しくなりつつあるクラスだ。もっとも、このクラスになると、フルHD超えの解像度に対応した製品が含まれるため、23〜24型に比べると条件による絞り込みがしやすい。ここまでのおすすめ製品と同様、非光沢という条件を必須で見ていくことにしたい。

 まず価格重視ということでは、日本エイサーの「S271HLDbid」、ベンキュー・ジャパンの「GW2760HM」の両機種が、実売2万円台前半というコストパフォーマンスのよさが目立つ。どちらも解像度はフルHDだ。例によってバックパネルなどの保証期間が他製品に比べて短いことは要注意だが、23〜24型と同程度の価格で選べるのは利点だろう。この画面サイズのモデルには搭載例が多い縦位置表示の機能を、両製品とも備えていない点は注意したほうがよさそうだ。

日本エイサーの「S271HLDbid」(写真=左)。ベンキュー・ジャパンの「GW2760HM」(写真=右)

 もう少しグレードを上げると、IPS系のPLSパネルを搭載したアイ・オー・データ機器「LCD-MF275XPBR」、AH-IPSパネル採用のiiyama「ProLite XUB2790HS」も候補になる。両製品ともフルHD対応で、メーカーのWebサイトでは個人ユーザー向けの訴求をしているが、法人ユーザーにも向いた製品だ。どちらも3年保証ながら、前者はバックライトなども含めて3年保証、後者はバックライトなどは1年に限定される。使い方にもよるが、アイ・オー・データ機器の製品は縦位置表示の機能がない点は、差し引いたほうがよいかもしれない。

アイ・オー・データ機器の「LCD-MF275XPBR」(写真=左)。iiyamaの「ProLite XUB2790HS」(写真=右)

 最後に、同じ27型で解像度がワンランク高い2560×1440ドット表示のモデルにも触れておこう。昨今ではプロユースの製品でなくとも、このクラスの解像度を備えた製品がいくつかある。実売5万円前後のASUSTeK Computer(ASUS)「PB278Q」(3年保証)や、デル「U2713HM」に始まり、日本エイサー「B276HUL」、EIZO「FlexScan EV2736W-FS」などがそれだ。予算があれば、より広い作業領域を得られる選択肢として検討したい。

ASUSTeK Computerの「PB278Q」(写真=左)。デルの「U2713HM」(写真=右)
日本エイサーの「B276HUL」(写真=左)。EIZOの「FlexScan EV2736W-FS」(写真=右)

 サイズが大きいと動かすのが大変なだけに、このクラスでは高さ調整、縦位置表示といった機能が重要になるが、多くのモデルでは抜かりなく搭載している。なおこのクラスのモデルでは消費電力、さらに本体の重量で違いが出やすいので、一通り機能をチェックして判断しにくい場合、これらを意識的に見ていくとよいだろう。

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