ココが「○」 |
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・Haswell Refresh+9シリーズチップセットを採用 |
・M.2の高速SSD |
ココが「×」 |
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・静音性重視ならBTOで静音クーラーに追加投資が必要 |
マウスコンピューターは、メインストリーム向けの「LUV MACHINES」シリーズと、その上に位置する「MDV ADVANCE」シリーズを展開している。今回評価する「MDV-GZ7500X-M2」は、後者のMDV ADVANCEで最新CPUとミドルレンジGPU、高効率電源を組み合わせたパフォーマンスモデルだ。
CPUはHaswell RefreshとしてリリースされたばかりのCore i7-4790(3.6GHz/最大4GHz)。「K」ではない倍率固定のクアッドコアCPUだが、現時点では最高クロックであり、定格は3.6GHz、Turbo Boost時には4.0GHzまで到達する。
マザーボードはIntel Z97チップセットを搭載するATXフォームファクタのモデル。MSI製で、ボード上のレイアウトを見るとZ97 GUARD-PROに似ているが、ヒートシンクがない点などは異なる。CPU-Z上からはマウスコンピューターの「Z97-S01」と表示され、カスタマイズモデルであると推測される。
メモリはPC3-12800の8Gバイト×2枚で16Gバイト。BTOオプションを見ても、4Gバイト×2枚という小容量な選択肢がないあたり、本製品のポジショニングが見えてくる。
グラフィックスカードはNVIDIA GeForce GTX 760搭載カードだ。リファレンスデザインのカードで、動作クロックも定格通り。ストレージは、Intel Z97マザーならではのM.2 SSDが組み合わされる。Cドライブに採用されているのは、256GバイトのPLEXTOR製「PX-G256M6e」。ソケット的にはM.2、内部的にはPCI Express Gen2 x2レーンで接続されるこのSSDは、シーケンシャルリードが770Mバイト/秒、同ライトが580Mバイト/秒と、SATA 6Gbps接続の論理帯域を上回る転送速度が得られる。
あわせて、GドライブにはウェスタンデジタルのWD Blue「WD10EZEX」(1Tバイト、7200rpm)がSATA 6Gbpsで接続されている。
ケースはMDV ADVANCE共通のものとなる。5インチベイは3段。電源LEDとストレージアクセスLEDは、5インチベイの下の少し凹んだ部分に、バーのような横長の形で実装されている。これが、PCで一般的な小さく丸いLEDとは違った印象を与える。その下にはフロントインタフェースがあり、USB 3.0×2、オーディオ入出力および、SD/microSDカードリーダーが利用できる。
フロントパネルはシンプルで、電源ボタンは上部にある。今回の評価機は標準モデルでフロントパネル下部はフラット形状だが、BTOではこの部分をスチールメッシュに変更することも可能だ。エアフローを向上させたい方は、メッシュへとアップグレードするとよいかもしれない。
電源は80PLUS Silverの高効率タイプだ。無塗装のケーブル直付タイプなところは、コスト面での選択だろう。出力は500ワットと小さ目なので、標準の構成であれば問題ないが、グラフィックスカードをより上位のGPU搭載モデルにカスタマイズしたり後々になって載せ替えたりすると、足りなくなる可能性がある。もちろん、BTOオプションにはより大容量のモデルが用意されているので、そちらを選ぶのもよいだろう。
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