板モノのハイエンド系ではASUSTeKの新製品が話題を集めていた。
グラフィックスカードではGeForce GTX 780Tiを搭載した「MATRIX-GTX780TI-P-3GD5」が11万円台前半で登場。同社のゲーミング&OCブランド「R.O.G」に属するモデルで、オーバークロック耐性の高い電源回路「DIGI+ VRM with black metallic capacitors」やオリジナルクーラー「DirectCU II with 10mm heatpipe」、液体窒素使用時にメモリ温度が下がりすぎるのを防ぐ「Memory Defroster」など、複数の付加機能を盛り込んでいる。
TSUKUMO.eXは「これだけの機能と品質があれば、11万円台の価格も妥当と思えます。ブランドの信頼性も高いので、普通に売れていくでしょう」と話していた。
マザーボードはZ97搭載のATXモデル「Z97-WS」が4万5000円強で売り出されている。WSの名の通り、ワークステーション向けのラインアップといえるが、PCI Expressのレーン数を倍増させるブリッジチップ「PLX 8747」を積んでいることから、BUY MORE秋葉原本店は「グラフィックスカードを複数枚挿ししてフル性能を使いたい人が買っていくと思います」と話していた。「8レーン×4枚で4way-SLIが構築できたりしますからね。PLX積んでいるZ97マザーが少ないこともあって、Xeonを載せたい向きより、マルチGPU側のニーズのほうが高いかなと思います」。
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