「まるで掃除機」な2万回転ファンなど、スキマで光る新製品が続々古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2014年07月14日 13時51分 公開
[古田雄介&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「ラックマウントなどで需要があるみたいです」――2万rpmファンの評判

 冷却パーツの新製品で先週特に目立っていたのは、AAVIDの産業向けファン「HyperJet」シリーズに属する4センチモデル「PEAD14028BH」だ。3000〜2万rpmという規格外の回転数で動作する。価格は3600円弱だ。なお、同シリーズの8センチモデル(3000〜1万200rpm)と9センチモデル(2000〜9000rpm)、12センチモデル(2100〜6500rpm)は6月末に登場している。

 PEAD14028BHは最大26.41cfmの風量を4センチ角から送り出すため風の勢いが強烈で、ネジ固定せずに稼働させると自走するほどの力を持っている。その分騒音値も最大59.5デシベルと大きく、実際に小型掃除機のような音がした。

 特徴があまりにはっきりしているため、好みの分かれる製品といえるが、ニーズは確実にあるようだ。TSUKUMO eX.は「ラックマウント用に買っていかれた人がすでにいらっしゃいます。ノイズは不問でとにかく限られたスペースで強力に送風したい人のためのアイテムといえますね。倉庫などにあるNASや外付けHDDなどを冷やしたいという人にもいいかもしれません」と話していた。

AAVID「HyperJet PEAD14028BH」

HyperJetシリーズ4モデルが勢ぞろい。PEAD14028BHが登場するまでは、8センチタイプが一番売れていたとか

 ニッチな需要という意味では、玄人志向のUSB DAC「KURO-DAC」も面白い。基板上にICチップソケットが2基あり、好みのオペアンプに交換できるほか、上級者が改造しやすいように回路図を公式サイトで公開するなど、カスタム性に優れた製品だ。価格は1万円強。

 パソコンショップ・アークは「普通に使うならもっと割安なDACもありますが、カスタム欲や自作欲を満たすなら魅力的なモデルだと思いますよ。夏休みシーズンに入りますし、そういう視点で興味を持つ人も出てくるかな」と期待していた。

玄人志向「KURO-DAC」

 もう1つ、BUY MORE秋葉原本店が「スキマな需要を狙って仕入れました」という、BIOSTARのH81マザー「H81MHV3」も紹介したい。基板の規格はmicro ATXながら、17センチ(幅)×19センチ(奥行き)というmini-ITXに長さを2センチ足したサイズで、装着可能なmini-ITXケースもいくつかある。その小ささのうえで、PCI Express x1とx16スロットを備えているのが仕入れの決め手になったという。

 同店は「組み合わせを注意すれば、mini-ITXケースを使ってPT3を2枚挿ししたマシンが作れてしまうんです。そこはニッチながらも確実に需要があると考えました」と語っていた。価格は5980円だ。

BIOSTAR「H81MHV3」

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