日本Shuttleのコンパクトベアボーン「XH81」の拡張性を試した相変わらず組み立て簡単(1/2 ページ)

» 2014年09月30日 20時22分 公開
[長浜和也,ITmedia]

ちょっと大きくなったけれど作業性も大幅に改善

 日本Shuttleの「XH81」は、コンパクトサイズのベアボーンキットだ。2014年4月にリリースした「DS81」と同じく、インテルの第4世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載して「コンパクトだけどパワフル」なデスクトップPCを構成できる。

 XH81の本体サイズは200(幅)×240(奥行き)×72(高さ)ミリで内部容量は約3リットルと、DS81の165(幅)×190(奥行き)×43(高さ)ミリと比べると一回り大きくなっている。ただ、搭載できるCPUのTDPは、DS81と同じく65ワットまでになる。

内部容量3リットルのコンパクトベアボーン「XH81」

 XH81の本体に搭載したインタフェースはフロントに2基のUSB 3.0と2基のUSB 2.0、そして、マイク端子とヘッドフォン端子を備え、背面にはギガビット対応の有線LANを2系統と2基のUSB 2.0に、映像出力としてDisplayPortとHDMIを用意したほか、2基のシリアルまで備えている。DS81と比べて、メディアカードリーダがなくなりHDMIが1基に減ったが、正面に2基のUSB 3.0を用意した。

前面には2基のUSB 3.0と2基のUSB 2.0を備える(写真=左)。背面には4基のUSB 2.0とHDMI、DisplayPort、そして、2基のギガビットイーサネットと2基のシリアルを用意する(写真=右)。DS81と比べてHDMIは1基に減ったものの、USB 3.0に対応したのは大きい

 ボディ内部に用意したドライブベイは、光学ドライブ用とデータストレージ用をそれぞれ1基ずつ用意する。光学ドライブはスリムタイプ限定でデータストレージは2.5インチタイプに対応する。なお、2.5インチドライブベイは“枠の中に1基”搭載できるほか、ドライブベイ底面側に1基固定することでXH81では2基のストレージデバイスを内蔵できる。ただし、2.5インチドライブベイの下はSerial ATAデバイス用のケーブルと電源コードが走っているので、ケーブルの取り回しを工夫してスペースの確保に注意する必要がある。

 マザーボードはIntel H81 Expressチップセットを搭載したオリジナルデザインだ。メモリスロットはノートPC向けのSO-DIMM対応を2基用意してDDR3-1600まで対応。最大16Gバイトまで組み込める。拡張スロットは、PCI Express x1対応が1基とMini PCI Expressがフルサイズスロットとハーフサイズスロットを備える。Mini PCI Express フルサイズスロットではmSATA対応SSDも装着できる。

 この、Mini PCI Express/mSATA兼用スロット以外に、Serial ATAインタフェースとして6Gbps対応2基と3Gbps対応1基を基板に備えている。

XH81のマザーボード。CPUソケットはLGA1150対応で“Haswell Refresh”に対応する。メモリスロットはノートPC向けのSO-DIMMを利用する(写真=左)。ドライブベイはスリムタイプの光学ドライブ対応と2.5インチデバイス用の2基を用意する(写真=右)。2基のSerial ATA 6Gbpsに加えてPCI Express x1対応スロットを用意し、2.5インチドライブベイにはデバイスを2基搭載できるなど、拡張性はDS81から向上している

 CPUソケットはLGA1150を備えて第4世代Coreプロセッサー・ファミリーの“Haswell Refresh”を実装できる。内部のスペースに制約があるXH81では、CPUクーラーユニットはCPUリファレンスではなく、XH81が用意しているオリジナルのクーラーユニットを利用する。このCPUクーラーユニットは、CPUのヒートスプレッダからヒートパイプでボディ側面に用意したヒートシンクに誘導し、内部に備えた2基のケースファンで強制排出する。

CPUクーラーユニットは、ジャケットに組み込んだヒートパイプでCPUの熱を側面のヒートシンクに誘導し、そこからファンで強制的に排出する

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