Officeに“Premium プラス 365”を導入──パナソニック「Let'snote MX3/LX3/SX3」2014年PC秋冬モデル(1/2 ページ)

» 2014年10月02日 14時00分 公開
[ITmedia]

最新の“Office”が利用可能に

 パナソニックは、10月2日にビジネス向けノートPC「Let'snote」の「Let'snote MX3」シリーズ、「Let'snote SX3」シリーズ、「Let'snote LX3」シリーズのそれぞれで新モデルを発表した。すべてのシリーズで店頭モデルの出荷は10月17日からの予定で、税別の実売予想価格は、Let'snote MX3が最小構成で19万5000円前後から、Let'snote SX3が最小構成で21万5000円前後から、Let'snote LX3が最小構成で20万円前後と見られる。

 OSはWindows 8.1 Update、または、Windows 8.1 Pro Updateを導入するほか、ダウングレード権を行使してWindows 7 Professionalを選択することも可能だ。また、Microsoft Office付属モデルでは、Microsoftが新しくリリースした「Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」が利用できる。

Let'snote MX3

 Let'snote MX3シリーズは、本体に光学ドライブも内蔵できる2in1タイプのノートPCだ。仕様は従来モデルとほぼ共通する。本体サイズは本体サイズは301.4(幅)×210(奥行き)×21(高さ)ミリ。最小構成の光学ドライブを内蔵しないモデルで約1.18キロ、Blu-ray Discドライブを内蔵する上位構成で約1.238キロになる。この状態でバッテリー駆動時間はJEITA 2.0の測定条件で約9.5時間、JEITA 1.0の測定条件で約14.5時間だ。

Let'snote MX3

 店頭向け構成では、CPUにvProに対応しないタイプを採用する下位構成が追加となったほか、下位構成でもシステムメモリの容量が8Gバイトに増えた。また、従来と同じように本体内蔵の光学ドライブでは、Blu-ray Discを選べるほか、光学ドライブを搭載しない構成も選べる。

 ディスプレイサイズは12.5型で解像度は1920×1080ピクセル。CPUは上位構成でCore i7-4510U(2GHz/最大3.1GHz、2コア4スレッド、最大TDP15ワット)を、下位構成でCore i5-4210U(1.7GHz/最大2.7GHz、2コア4スレッド、最大TDP15ワット)を、採用する。システムメモリは8Gバイトでデータストレージは容量128Gバイト、または、256GバイトのSSDを内蔵する。

 店頭向けモデルは搭載するCPUとSSDの容量、OS、Microsoft Officeの有無、搭載する光学ドライブの有無が異なる4モデルを用意する。CPUのCore i5-4210Uを搭載してSSDの容量が128Gバイトの構成では、光学ドライブなしの「CF-MX3DDQJR」とDVDスーパーマルチドライブ搭載の「CF-MX3DDFJR」、これにOfficeが付属する「CF-MX3DDGJR」をそろえる。OSは、Windows 8.1 Updateを導入する。

 CPUにCore i7-4510Uを搭載するモデルは、SSD容量が256Gバイト、光学ドライブがBlu-ray Disc対応、OSがWindows 8.1 Pro UpdateでMicrosoft Officeが付属する「CF-MX3ZDYBR」のみだ。

 税別の実売予想価格は、CF-MX3DDQJRが19万5000円前後、CF-MX3DDFJRが20万円前後、CF-MX3DDGJRが22万5000円前後、CF-MX3ZDYBRが30万円前後になる見込みだ。

Let'snote SX3

 12.1型ディスプレイ(解像度1600×900ピクセル)を搭載して本体に光学ドライブを内蔵する「Let'snote SX3」シリーズでも、下位構成のCPUにvProに対応しないCore i5-4210Uを採用した。店頭モデルは、搭載するCPUとOS、データストレージ、Microsoft Officeの有無、付属するバッテリーパック、そして、本体カラーが異なる5モデルが登場する。

Let'snote SX3

 本体サイズはバッテリーパック(S)装着状態で295(幅)×197.5(奥行き)×25.4(高さ)ミリ、バッテリーパック(L)装着状態で295(幅)×216.2(奥行き)×25.4(高さ)ミリとなる。重さはSSD搭載でバッテリーパック(S)装着状態で約1.17キロ、SSD搭載でバッテリーパック(L)装着状態で約1.38キロ、HDD搭載でバッテリーパック(S)装着状態で約1.19キロとなる。

 Core i5-4210Uを搭載して容量750GバイトのHDDを内蔵、標準でバッテリー(S)とMicrosoft Officeが付属して本体カラーがシルバーの構成では、OSがWindows 8.1 Pro Updateを導入する「CF-SX3DDPBR」とWindows 7 Professionalを導入する「CF-SX3DDPWR」を用意する。

 また、Core i7-4510Uを搭載して容量256GバイトのSSDを内蔵、標準でバッテリー(S)とバッテリー(L)が付属して本体カラーがブラックの構成では、OSがWindows 8.1 Pro UpdateでMicrosoft Officeが付属しない「CF-SX3ZDTBR」、Microsoft Officeが付属する「CF-SX3ZDYBR」、OSにWindows 7 Professionalを導入する「CF-SX3ZDYWR」をそろえる。

 税別の実売予想価格は、CF-SX3DDPBRとCF-SX3DDPWRが21万5000円前後、CF-SX3ZDYBRが24万円前後、CF-SX3ZDYBRとCF-SX3ZDYWRが26万5000円前後となる見込みだ。

Let'snote LX3

 14型ディスプレイ(解像度1600×900ピクセル)を搭載する「Let'snote LX3」も搭載するCPUとOS,データストレージ、搭載する光学ドライブ、そして、付属するバッテリーが異なる3構成を店頭モデルで用意する。すべての構成で、Microsoft Officeが標準で付属し、システムメモリは8Gバイトを載せる。

Let'snote LX3

 CPUにCore i5-4210Uを搭載して容量500GバイトのHDDとDVDスーパーマルチドライブを内蔵、バッテリーパック(S)が付属する構成では、OSにWindows 8.1 Updateを導入する「CF-LX3DDABR」とOSにWindows 7 Professionalを導入する「CF-LX3DDAWR」が登場する。また、CPUにCore i7-4510Uを搭載し、容量256GバイトのSSDとBlu-ray Discドライブを内蔵、バッテリーパック(L)が付属してOSにWindows 8.1 Updateを導入する「CF-LX3ZD9BR」を用意する。

 本体サイズは333(幅)×225.6(奥行き)×24.5(高さ)ミリで、重さはHDDを内蔵してバッテリーパック(S)装着状態で約1.31キロ、SSDを内蔵してバッテリーパック(L)を装着した状態で約1.395キロになる。

 税別の実売予想価格は、CF-LX3DDABRとCF-LX3DDAWRが20万円前後、CF-LX3ZD9BRが28万5000円前後になる見込みだ。

「LTE無線回線バンドルモデル」が選べるWeb限定モデル

 Panasonic Storeで取り扱うWeb販売限定のモデルでは、CPUでCore M-5Y70 vPro(1.1GHz/最大2.6GHz、2コア4スレッド、TDP4.5ワット)や容量512GバイトのSSDなど店頭モデルより高いスペックで構成可能だ。また、Core i5-4310U vPro(2GHz/最大3GHz、2コア4スレッド)にCore i7-4650U vPro(1.7GHz/最大3.3GHz、2コア4スレッド対応)を用意するほか、容量512GバイトのSSD、そして、ワイヤレスWANではNTTドコモのLTE「Xi」対応通信モジュール搭載構成も選択可能だ。

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