現役情シスの2025年ベストバイ 外付けGPUボックスで脱・デスクトップ、そして“ZUNDAルーター”(1/2 ページ)

» 2025年12月30日 15時00分 公開
[Yukito KATOITmedia]

 2025年も残すところ、あとわずかとなった。つい先日、2024年のベストバイ記事を書いていたような気がするが、本当にもう2025年が終わるのだろうか……?

 今年は私事ながら子供が生まれたこともあって全体的に慌ただしい日々を送っていた。「あまりガジェットを購入していないかも……」と思っていたが、振り返ってみるとそうでもなかったので安心してほしい(?)。

 それでは特に、満足度の高かったデバイスを紹介して本年を締めくくろうと思う。

(1)「ZUNDA DEV ROUTER」

 1つ目は、12月にユーザー向けお渡し会があったx86_64向けルーターの「ZUNDA DEV ROUTER」だ。

 「Interop Tokyo 2025」(6月12〜14日、幕張メッセ)の会場で、フルマネージド10GルーターとしてZUNDAがブースで展示していたのが筆者との最初の出会いだった。

 各拠点で企業ネットワークを構築する際、大きな課題として立ちはだかるのが、現地にネットワークに明るい従業員がおらず、機器の設置やトラブル対応に時間を要し、最悪のケースでは現地へ赴かなければならないという点だ。

 現状では、本社でキッティングした状態のネットワーク機器を簡単で分かりやすい手順書とともに付属して発送し、電話もしくはWeb会議で指示を送りながらセットアップするといった運用でカバーすることが大半だった。

 そんな課題に着目して開発されているのが、ZUNDA CONNECT ROUTERだ。これは日本のネット環境に最適化され、快適な10Gbps通信を実現しつつ、事前に設定を流し込む手間のないゼロタッチプロビジョニングにも対応している大変便利なルーターだ。

 ルーター自身に4G LTEモデムが搭載されており、専用のダッシュボードと通信が可能なので、遠隔から設定内容をゼロタッチで流し込めるという優れものだ。

 筆者はそんなZUNDA CONNECT ROUTERのテスターに参加しているのだが、いわゆる“逸般の誤家庭”ユーザー向けに、OpenWrtやVyOSなど自由にOSをインストールできるZUNDA DEV ROUTERが用意されており、希望者はZUNDA CONNECT ROUTERではなく、ZUNDA DEV ROUTERを貸与/販売され、実機テストに参加させてもらえた。

 主なハードウェアスペックは以下の通りなので、筆者はこれからProxmox VEをインストールし、OpenWrtやTailscaleサーバなど、ネットワーク関連のVMを構築してテストする予定だ。

ZUNDA DEV ROUTERの主なスペック

  • CPU:Intel Core i3 N305
  • ネットワーク:SFP+(最大10Gbps)×4、2.5GbE×4
  • メモリ:DDR5-4800 SODIMMスロット×1
  • ストレージ:PCIe 3.0 M.2 SSDスロット×1、SATA×1(ただし電源ケーブルとマウントする場所はなし)
  • 拡張性:LTEモジュール用mini PCIeスロット×1、コンソールポート、USBポート
  • 動作確認済みOS:OpenWrt、VyOS、Proxmox VE、Ubuntu 24.04 LTS
  • オプション品:4G LTEモデム、アンテナ、SMA端子(セットで利用することで技適に適合できる)
photo ネットワーク機器としては珍しく緑色を採用したアイコニックなデザインが愛らしい
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月06日 更新
  1. アキバの一部ショップでHDD購入制限の動き――大容量モデルを中心に品薄感 (2026年04月04日)
  2. メモリ高騰でRaspberry Piが再値上げ/Adobe CCがユーザーに無断でhostsファイルを書き換え? (2026年04月05日)
  3. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  4. NVIDIAが「G-SYNC Pulsar」対応ディスプレイを日本初披露 何がすごい? (2026年04月06日)
  5. デジタル化もできるレコードプレーヤー「オーディオテクニカ AT-LP120XBT-USB」が20%オフの4万4000円に (2026年04月03日)
  6. 安いMacは「使えない」? MacBook Neo 8GBモデルで試す、後悔しないための活用術と注意点 (2026年04月02日)
  7. Windows 11(24H2/25H2)の3月オプション更新でインストールできないトラブル 「帯域外更新」で対処 (2026年04月02日)
  8. 3COINSで880円の「3D構造マウスクッション」を試す 通気性抜群、これはトラックボールや分割キーボードに適したリストレストかも (2026年04月03日)
  9. 広いデスクを隅々まで照らして目の負担を抑える「BenQ ScreenBar Pro」が10%オフの1万7910円に (2026年04月03日)
  10. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年