「Surface Pro 3」と4Kパネル2枚でメイン環境を構築してみた至高のITマリアージュ(2/2 ページ)

» 2014年11月06日 18時33分 公開
[柳谷智宣,ITmedia]
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4Kディスプレイ×2のマルチディスプレイを構築

 フルHDの6画面ディスプレイは使いやすいが、好きで枚数を増やしているわけではない。そのくらいのデスクトップ領域が必要、というだけだ。そのため4Kディスプレイや家庭用の大画面液晶テレビにも注目してきた。43型と52型のテレビでデュアルディスプレイも試したが、どうにも目に悪い。とはいえ4Kディスプレイは高くて様子見だった。

 しかし、4Kディスプレイの価格はどんどん落ちてきて、「LCD-M4K281XB」(アイ・オー・データ機器)の実売価格は約8万円まで下がっている。フルHDが6面なら1920×1080×6で1244万1600ピクセルだが、4Kディスプレイが2面なら3840×2160×2で1658万8800ピクセルと1.3倍も広くなる。これは魅力的だ。何より、大がかりなモニターアームを用意しなくてもいい。

 そこで、Surface Pro 3のドッキングステーションに搭載されているミニディスプレイポート端子から4Kのデュアルディスプレイ構築にチャレンジしてみた。ドッキングステーションと本体の2系統から出力することも可能だが、今回はドッキングステーションを持っていない人のために、4K出力に対応したUSBアダプタ「USB-4K/DP」(アイ・オー・データ機器)と併用してみる。

 Surface Pro 3の本体とドッキングステーションには、Mini DisplayPortが搭載されている。そのため、Mini DisplayPortからDisplayPortへ出力するケーブルを購入しに行った。ところが、その店にはMini DisplayPortからHDMIへのケーブルしかない。

 マイクロソフトのWebサイトによると問題ないようなので購入。しかし、結果は映らなかった。Windowsでは認識しているのだが、どうしても画面に表示されないのだ。Macbook Airでは問題なく表示できたので、ケーブルの問題ではない。

まずはミニディスプレイポートからHDMIのケーブルでつないでみた

Windowsの設定では3画面認識している

しかし、実際のディスプレイには表示されない

 そのため、もう一度今度は大きな量販店に行き、Mini DisplayPortからDisplayPortへのケーブルを購入して使ってみたところ、今度はあっけなく表示された。USBアダプタ「USB-4K/DP」も問題なく認識し、4K表示のデュアルディスプレイ環境が完成した。

そこで、Mini DisplayPort−DisplayPortのケーブルを購入

アイ・オー・データ機器の「USB-4K/DP」。4K出力に対応している

4K表示のデュアルディスプレイ環境が構築できた

 4Kのデュアル表示はさすがに壮観だ。Webブラウザを2つ並べて表示しても、まだまだ余る。縦方向も2160ドットあるので、ウェブページの相当な部分を表示できる。この閲覧性はびっくりした。6画面だと、フレームの区切りがあるが、自由にウィンドウサイズを変更できるのは快適だ。

 ただし、デュアルディスプレイだと、設置スタイルに悩んでしまうかもしれない。2画面の真ん中に座るとベゼルが邪魔になる。とはいえ、どちらかにするのも不自然だ。中央にSurface Pro 3を置くとおさまりがいいが、目の前のディスプレイが一番小さいというのももったいない。実際に運用する際は、本体とドッキングステーションとUSBアダプタでトリプル4Kディスプレイにするのがベストとなりそう。

 また、動画の再生も厳しかった。4K動画を全画面表示したところ、とても美しく表示できたのだが、「USB-4K/DP」接続だとコマ落ちがひどい。これは、メーカーのWebページに「1920×1080を超える出力解像度の場合は、動画再生には対応しておりません」と記載されているので仕方がない。問題は、DisplayPort接続のディスプレイでもコマ落ちすること。4K動画を堪能したいなら、まだ外部GPUが必要になるようだ。

Youtubeの4K動画を全画面表示すると、コマ落ちが発生した

 結論から言うと、Surface Pro 3はライターの業務なら余裕でメインマシンとして活用できる。高速なSSDを搭載しているので、現在使っているPCよりもレスポンスが速いくらいだ。ストレージ容量が少ないのは仕方がない。USB 3.0接続の外付けHDDを利用すればいいだろう。フルHD×6画面でも4K×2画面でも、一般的な作業であれば問題なくこなせる。Surface Pro 3×ドッキングステーション×マルチディスプレイのマリアージュは、そこらのデスクトップPCを駆逐しかねないほど快適だ。

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