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キヤノン、6000ルーメン+WUXGAパネルの最上位LCOSプロジェクター「WUX6000」

» 2014年12月04日 13時00分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは12月5日、明るさ6000ルーメン、WUXGA(1920×1200ピクセル)解像度に対応したハイエンドプロジェクター「WUX6000」を発表した。2014年12月5日に発売する予定だ。価格はオープン、実売価格は65万円前後の見込み(標準レンズ込み)。

キヤノン「WUX6000」

 同社製プロジェクター「パワープロジェクター」シリーズの最上位モデル。大会議室や教育現場での大画面投写、デジタルサイネージ、プロジェクションマッピングなどの利用を想定している。

 撮像素子には反射型液晶のLCOSパネル(3板)を採用することで、投写映像の格子感を抑制。短焦点から超超焦点まで5本の交換レンズを用意し、同社の光学技術により交換レンズ使用時の輝度低下も抑えている。交換レンズは本体から飛び出さずに収納できる構造だ。投写可能範囲は40型〜600型。

 電動ズームやフォーカス、レンズシフト、台形補正、アスペクト比、色情報などの情報を3パターンまで登録可能な「レンズポジション」機能を搭載し、手前のスクリーンと奥の壁面など、距離や高さが異なる場所に投写する場合の使い勝手を向上した。

 投写映像の四隅のゆがみを個別に調整する「4点キーストーン補正」機能、複数プロジェクターでの投写時に隣り合わせた画面のつなぎめを自動調整してなじませる「エッジブレンディング」機能、医療用画像の規格であるDICOM Part 14に近似した「DICOM」モード、2画面を投写する「P by P」モードなどを備えている。

 映像入力はDVI-I、HDMI、アナログD-Subを搭載。2基のステレオミニ音声入力と、ステレオミニ音声出力を装備する。本体サイズは380(幅)×430(奥行き)×170(高さ)ミリ、重量は約8.5キロだ。

背面のインタフェース(写真=左)。天つり設置のイメージ(写真=右)

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