ASUSTeK Computerは2月13日、2015年PC春モデルとして10シリーズを発表した。2月20日より順次発売する。
内訳は、新シリーズの薄型2in1ノート「ASUS TransBook Chi」、同じく2in1の「ASUS TransBook T100」、高性能モバイルノートPC「ASUS ZenBook UX305FA」、コスパ重視のモバイルノートPC「ASUS EeeBook X205TA」、R.O.GブランドのゲーミングノートPC「ASUS G」、4K液晶を搭載したエンターテイメントノートPC「ASUS N」、スタンダードノートPC「ASUS X」、液晶一体型の「ASUS All-in-One PC」とタワー型デスクトップPC「M70AD/K31AN」、およびWindowsタブレット「ASUS Vivo Tab」の全22モデル。
各モデルの詳細や価格、発売日は以下に挙げた個別のニュース記事を参照してもらうとして、ここでは同日行われた製品発表会の様子や実機を写真で見ていこう。
ASUSが投入した2015年春モデルで目玉となるのが薄型2in1ノートPC「ASUS TransBook Chi」シリーズだ。すでに2015 CESでも披露されているが、国内市場向けに投入されるモデルのスペックや価格が気になっていた方も多いだろう。
発表会に登壇したジョニー・シー会長は、“Air”(空気)に対する“Chi”(氣)という構図で、ASUS TransBook Chiシリーズのコンセプトを語り、「Airよりも薄く、Airよりも洗練されていて、Airよりもパワフルなドリームマシン」とアピールとアピールする。
国内向けモデルのラインアップは、12.5型の「ASUS TransBook T300 Chi」、10.1型の「ASUS TransBook T100 Chi」、8.9型の「ASUS TransBook T90 Chi」の3機種。このうち、ASUS TransBook T300 Chiは、液晶解像度や(2560×1440ピクセルもしくは1920×1080ピクセル)メモリ容量、Officeの有無などで3モデル、ASUS TransBook T90 Chiはストレージ容量の違いで2モデルが用意されている。
コストパフォーマンスが高く、ASUS TransBook T300 Chiが9万9800円から、ASUS TransBook T100 Chiが7万3800円から、ASUS TransBook T90 Chiが4万5800円からとアグレッシブな価格設定になっているのも目を引く(すべて税別)。
洗練された薄型ボディも特徴だ。ダークブルーで統一された落ち着いたデザインだが、天板とキーボード面にアルミを用い、斜め45度でダイヤモンドカットされたボディのエッジが光を反射してデザイン上のアクセントになっている。
このほか発表会場には、薄型モバイルノートPCの新モデル「ZenBook UX305FA」をはじめ、2015年春モデルが展示されていた。
ジョニー・シー会長は、「2014年は特に着脱式2in1の市場で(ASUSが)圧倒的なリーダーになった。この勢いに乗ってさらに素晴らしいデバイスを投入していく」と語り、日本市場においても2in1ノートPC、タブレット、SIMフリーのスマートフォン、マザーボード、グラフィックスカードの5つの分野でナンバー1を目指すとした。
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