省電力でM.2対応! Broadwell版NUCがデビュー!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2015年02月23日 18時15分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「高速なM.2をとるか、割安なmSATAをとるか、悩みどころです」――超小型ベアはBroadwell世代に

 先週のPCパーツショップで最も目立っていたのは、第5世代Core「Broadwell(Broadwell-U)」を搭載した超小型ベアボーンだ。インテルからは「Core i3-5010U」を搭載したNUC「NUC5I3RYK」と「NUC5I3RYH」が、ギガバイトからは「Core i7-5500U」を搭載した「BRIX GB-BXi7-5500」が登場している。価格は順に4万3000円弱と4万3000円弱、7万5000円前後。

インテル「NUC5I3RYH」

 Broadwellは、製造プロセスが第4代Core「Haswell」の22ナノメートルから14ナノメートルに進化しており、省電力性とグラフィックス性能を高めているのが特徴だ。デスクトップ向けの“Broadwell-K”はまだ登場していないが、タブレットや2in1ノート向けの“Broadwell-Y”こと「Core M」を搭載した機器はすでに流通している。

 今回の製品に搭載されている“Broadwell-U”はUltrabook向けに開発されたTDP 15ワット(または28ワット)の製品群で、型番の末尾にUがつく。

 3製品を比較すると、CPU以外にも、ストレージ用の仕様にも個性が見られる。「NUC5I3RYK」はM.2スロット(42/60/80ミリ長対応)1基を用意しており、ボディの高さが約32.7ミリと薄くなっている。「NUC5I3RYH」は同仕様のM.2スロット1基を備えつつ、高さを約42.8ミリとし、SATA 3.0対応の2.5インチSSDも使えるように設計されている。一方「GB-BXi7-5500」は、M.2スロットをWi-Fi&Bluetoothアダプタで埋めており、ストレージ用にはmSATA(3.0)スロット1基を備える。

 入荷したTSUKUMO eX.は「インテル側は新規格の普及を促進したいという意図が感じられますね。最新の高速なM.2 SSDを試すなら新型NUCのどちらかがベターでしょう。対する新型BRIXは現実路線。割安で流通量も多いmSATAが使えるため、予算的にもストレージの仕様的にも選択肢が広いです」と評価する。

 新世代CPUを搭載したこともあり、発売当初からどこのショップも反響は上々とのことだが、取材時は売れ筋が見えるのは少し先との見方が多かった。「現状、mSATAが使えるBRIXがCore i7搭載で、M.2のNUCがCore i3搭載ですからね。ハイエンド志向の人も割り切り派の人も、どちらを選べばいいのか悩んでいるんじゃないでしょうか」(BUY MORE秋葉原本店)。

BUY MORE秋葉原本店に置かれている新型NUCの値札とPOP

ギガバイト「BRIX GB-BXi7-5500」

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