Lenovoは、3月2日(現地時間)にスマートフォンの新モデルとして「VIBE Shot」と「A7000」を発表した。出荷開始時期はVIBE Shotが6月、A7000が3月からで、実売予想価格はVIBE Shotが349ドルから、A7000が169ドルからの見込みだ。なお、日本向けの出荷についてLenovoは言及していない。
VIBE Shotは、カメラ機能を重視したスマートフォンで、本格的なデジタルカメラとしても使える“2in1”デバイスとしてLenovoは訴求している。背面に搭載する有効1600万画素のメインカメラでは、6ピース構成の光学レンズを内蔵する。アスペクト比16:9の低光量対応センサーを採用することで暗い室内や夜景の撮影も可能な一方、3色LEDのフォトライトも利用できる。さらに、光量の自動調整機能やブラー低減、シャープネスなどの自動補正も可能だ。また、有効800万画素のインカメラも搭載する。
5型ディスプレイを搭載して解像度は1920×1080ピクセル。OSはAndroid 5.0 Lollipopを導入する。プロセッサは、QualcommのSnapDragonシリーズを採用するほか、データストレージとして容量32Gバイトを確保する。また、本体にmicroSDスロットを備えて最大128GバイトのSDXCメモリーカードを利用できる。データ通信はLTEに対応するほか、本体にデュアルSIMスロットを用意している。ボディのカラーバリエーションでは、レッド、ホワイト、そして、グレーを展開する。
A7000は、5.5型ディスプレイ(解像度は1280×800ピクセル)を搭載するコンテンツ再生利用を重視したスマートフォンだ。サウンド関連機能では、Dolby Atmos技術を導入した。OSは、Android 5.0 Lollipopで、プロセッサはMediaTekの8コアモデルを搭載する。データ通信ではLTEに対応するほか、デュアルSIMを備えて、ユーザーの行動圏に合わせてベストのプランを組み合わせることも可能だ。ボディの厚さは7.9ミリで重さは約140グラム。
Lenovoは、合わせてポケットプロジェクタも発表している。投影サイズは110型相当で、輝度は50ルーメン。本体にはデュアルスピーカーを内蔵する。また、コンテンツ保存用のメディアカードを利用するために、micro SDスロットも本体に用意している。出荷開始は3月からの予定で、実売予想価格は199ドルの見込みだ。
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