先週はマウスコンピューターのスティック型PC「m-Stick」の新モデルも話題になっていた。型番は「MS-PS01F」で、価格は2万1000円弱となる。
基本仕様は元祖モデル「MS-NH1」(2万円弱)と同じで、Atom Z3735Fや32GバイトのeMMCを備え、Windows 8.1 with Big(32ビット)をプリインストールしている。違いは筐体にファンを内蔵し、わかずかに大型化したところだ。サイズは(幅)125×(奥行き)37.6×(高さ)14ミリ。
入荷したBUY MORE秋葉原本店は「元祖モデルは筐体が熱くなるのを気にされる方がいたので、ドンピシャの強化だと思います。元祖モデルも併売していますが、新モデルが発表されて以来、そちらを待つという人がけっこういらっしゃいますね。初回が売り切れて再入荷待ちとなっても同様に」と話していた。
m-Stickに限らず、スティック型PCの注目度はここ最近高まっている。ドスパラでも自社開発の「Diginnos Stick DG-STK1」(1万8000円弱)が売り出されて話題を集めているほか、連休明け(5月12日)にはインテルからも「Compute Stick」が投入される予定だ。
別のショップでは「テレビでサクサクとネットを見たりメールチェックしたりするために狙っている人が少なくないみたいです。超小型ベアボーンとは別のところに需要の根っこがあるのかも」といった話も聞いた。
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