インテル、「Compute Stick」の発売日を再延期製品検証で一部不具合が発覚

» 2015年05月12日 10時43分 公開
[ITmedia]

 インテルは5月12日、本日発売開始予定としていたスティックPC「Compute Stick」Windows 8.1搭載モデルの発売日延期を発表した。当初は4月30日の発売予定だったが、4月23日に製品出荷手続きの問題と供給量確保のために発売日を5月12日に延期すると発表しており、今回で2度目の延期となる。

 同社は、製品の検証で一部不具合が確認され、原因究明のため延期を行うとしている。新たな発売日については現在未定で、決定次第発表される。

インテルの「Compute Stick」

 Compute Stickは、37(幅)×103(奥行き)×12(厚さ)ミリ、重量約54グラムの小型ボディにAtom Z3735F(1.33GHz/最大1.83GHz)を搭載するスティック型PC。HDMI出力を搭載し、ディスプレイに直接接続することでPCとして利用できるのが特徴だ。

 Windows 8.1搭載モデルの主なスペックは、上記CPUに加え、2GバイトメモリとeMMC 32Gバイトを内蔵。インタフェースとしてmicro SDメモリーカードスロット(SDXC対応)とMicro USB、USBポートを搭載するほか、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0を備える。なお、OSにLinuxを採用するモデルは、メモリ容量が1Gバイト、ストレージが8Gバイトになる(Linuxモデルも発売日未定)。

ボディには小型のファンを内蔵。HDMI出力を搭載し、そのままディスプレイに接続して利用できる。MicroSDメモリーカードスロットも装備

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