「GPU Switch」で外部GPUを固定利用! 高速ゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i5710」実力検証「Skylake-H」×「GTX 970M」(3/4 ページ)

» 2015年11月25日 18時28分 公開

メモリは最大64Gバイト、ストレージも柔軟な構成が可能

 メモリとデータストレージは、ベースモデルによって異なるが、それぞれBTOでも柔軟なカスタマイズが可能になっている。評価機は、メモリ8Gバイト(PC4-17000 SO-DIMM 8Gバイト×1枚)、データストレージとしては、256GバイトのM.2 SSDと500GバイトHDD(Serial ATA 6Gbps)のツインドライブ構成を採用している。

 M.2 SSDは、ブロンズモデル(i5710BA1-SP)の標準構成ではSerial ATA 6Gb/s接続のIntel 535(120Gバイト)となっているが、評価機では、BTOメニューにあるPCI Express 3.0 x4接続のSAMUSUNG SM951(256Gバイト)を搭載している。

 シーケンシャルリード2150Mバイト/秒、シーケンシャルライト1200Mバイト/秒というスペックを持っており、超高速SSDとしておなじみの存在だ。Serial ATA 6Gbpsの理論速度をはるかに超える性能を持っており、体感でも超速レスポンスを実感できる。

M.2 SSD+Serial ATA HDDのツインドライブ構成を採用。SSDには高速なSAMUSUNG SM951を搭載している

 通信機能は、1000BASE-T対応の有線LANと、IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth v4.0+LEを標準で装備する。BTOではより高速なIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANに対応した無線LAN/Bluetooth v4.2モジュールを選ぶことも可能だ。

 本体装備の端子類も充実している。映像出力としてHDMIと2基のmini DisplayPortを左側面に搭載するほか、USB 3.0を4ポート装備。さらに、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)、有線LAN、ヘッドフォン、マイクのほか、S/P DIF出力端子も備えている。液晶上部には200万画素Webカメラも内蔵する。

フルHD表示に対応した見やすいIPS液晶ディスプレイを搭載

 15.6型ワイドサイズの画面には、1920×1080ピクセル表示に対応した液晶ディスプレイを採用している。液晶の配向方式はIPSを採用しているため視野角が広い。

 あえて斜めから見る際はもちろんだが、大画面ほど普通に見ていても端のほうでは目からの角度はつくことになるため、見た目の印象はTNより格段に良好だ。表面は非光沢のノングレア仕上げのため映りこみにくく、暗いシーンが多いゲームなどでも集中してプレイすることができるだろう。

 i1 Display Proを利用した液晶ディスプレイの測定結果は、色温度が7829K、輝度が248カンデラ/平方メートルだった。色域はsRGBカバー率で63.3パーセントとあまり広くはなかった。

 キーボード奥のヒンジ部にステレオスピーカーを内蔵している。音響ソフトウェアにはSoundBlaster X-Fi5が導入されており、SBX Studio Proによる仮想サラウンドや会話強調、低音強調といった音響効果のほか、ゲーム内での足音などを強調するScout Mode、ボイスチェンジャー機能のVoice FXなど多彩な機能を搭載。

 ゲームタイトル別、コンテンツ別のプリセットも用意されており、簡単にクリアでパワフルなサウンドが楽しめる。10畳くらいの部屋なら十分行き届く音圧があり、最大にしても歪みや音割れなども感じなかった。

1920×1080ピクセル表示に対応した15.6型IPS液晶ディスプレイを搭載している。IPSパネルを採用しているため視野角は広く、斜めから見ても色調の反転などがなくきれいな表示だ。ノングレア仕上げで映りこみも少なく、見やすい

エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」を用いて液晶ディスプレイの計測を行ない、作成したICCプロファイルを色度図作成ソフトColor AC(Phonon氏・作)で表示した。外側の三角形がsRGBの色域、内側で表示したのが本製品の色域だ

i1 Display Proの計測結果から作成したICCプロファイルのキャリブレーション補正カーブ。微妙に波打ってはいるが、入力と出力の差がそれほどなく素直な色味だ

音響効果ソフトウェアとしてはSoundBlaster X-Fi5を導入している。コンテンツ別、ゲームタイトル別のプリセットが用意されており、ゲームや映画、音楽などを、それぞれ最適なサウンドで楽しめる

SBX Studio Proにより、仮想サラウンド効果や低音強調、会話強調、といった音響効果を細かくカスタマイズできる。ゲーム内での足音などを強調するScout Mode、ボイスチェンジャー機能のVoice FXなども利用可能だ

打ちやすいテンキー付きキーボード

 キーボードは、テンキー付きの6列のアイソレーションタイプを搭載している。キーピッチは19×19ミリとフルサイズで、キーストロークは2ミリと深く確保している。キーボードユニットはあえて強く押せば少し沈むが通常のタイピングではほとんど沈まない。スイッチの感触も良好で、長文入力にも耐える品質だ。

 ただ、テンキーの間隔が狭く、カーソルキーも基本キーと同列、しかもテンキーにまたがるように配置されている。基本キーの端のほうやカーソルキーについては、慣れるまではミスタイプしやすいかもしれない。

 また、キーボードバックライトは消灯含めて5段階に調整可能。PCゲームで多用するW/A/S/Dキーには、視認性の高い赤色で矢印が刻印されているほか、キーボードマクロを登録し、有効/無効を切り替えられる「FLEXIKEY」というユーティリティもプリインストールされている。誤入力しやすい左Windowsキーを無効化する設定も用意されている。

 キーボード手前には大きなタッチパッドがある。左右独立型のボタンはストロークが深く、スイッチの感触も良好だ。カチカチとした安っぽい音がしない点も好印象だ。

6列アイソレーションタイプのキーボードを搭載。キーピッチは19ミリとフルサイズでキーストロークも2ミリを確保しているキートップにくぼみがあって指を起きやすく、スイッチの感触も良好だ。ただ、通常キーとテンキーとの間隔が狭く、慣れるまではミスタイプしやすいかもしれない

「FLEXIKEY」ユーティリティがプリインストールされている。複数キーの組み合わせやテキストメッセージを1つのホットキーに登録して、すぐに送信できる

Control Centerユーティリティでは、バックライトキーボードの設定、左Windowsキーの無効化のほか、ファン速度や省電力設定などさまざまな設定が用意されている

タッチパッドにはシナプティクス製のドライバが導入されている。2本指での上下左右スクロールや、回転、つまみズームなどのジェスチャー機能が利用できる

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