“GTX 980M”搭載でG-Sync対応のゲーミングノートPC「GALLERIA QSF980HGS」を試してみたOculus Riftが動くぞ!(1/3 ページ)

» 2015年11月30日 20時25分 公開
[渡部晴人ITmedia]
ココが「○」
・Oculus Riftも動く「何でもあり」な高性能
・長時間使用に耐え得るエアフロー
ココが「×」
・バックパック必須の重さ
・GPU切り替えは要再起動

Oculus Riftも動く! 高性能ノートPC

 海外のPCゲームを遊んでいるような新しい物好きのゲーマーならば、既にご存じの方が多いであろうVRヘッドマウントディスプレイの「Oculus Rift」は、2016年第1四半期に一般に向けて発売予定となっている。

 しかしこのOculus Rift、表示される映像の遅延を最小限に抑えるために通常のゲームとは異なる特殊な描画処理を行っている。そのため、高性能ノートPCのグラフィックスに多いOptimusテクノロジー(CPU内蔵のIntel HDグラフィックスと高性能なNVIDIA GeForce GTXグラフィックスを状況に応じて切り替える機能)を搭載したマシンでは動作が保証されておらず、実際にパフォーマンスが出なかったり表示すらできないという例も多々報告されている。

 「Oculus Riftを楽しめるノートPCは存在しないのか……」そんな悩みを現実的な形で解決してくれるのが、ドスパラの「GALLERIA QSF980HGS」だ。

GALLERIA QSF980HGS 「GALLERIA QSF980HGS」

 本製品は、もともとOculus Riftを動作させるために設計されたわけではないが、なぜ正常に動作するのか? 多くのOptimusテクノロジー搭載マシンはIntelとNVIDIAのグラフィックスを起動中に切り替える機能を実装するため、NVIDIA GPUの描画もIntel GPUの出力から表示するマシンが多い。これが原因でOculus Riftが低レイヤーで行っている処理と衝突し、正常に動作しなくなってしまう。

 それに対し、QSF980HGSが対応しているNVIDIAのG-SYNCテクノロジー(ディスプレイの入力遅延、ティアリングを低減する機能)は、滑らかなリフレッシュレート調節をGeForceのGPU側で実行するため、GeForceとディスプレイを直結する必要がある。そのため、Oculus Riftが行っている処理も問題無く動作する。ハイエンドゲームを楽しむためのG-SYNCパネルを採用したことにより、VRゲームも楽しめるという副産物を得られたというわけだ。

 もちろん、ノートPCとしての構成も非常に高性能なものに仕上がっている。CPUは最新Skylake世代のCore i7-6700HQ(2.6GHz/最大3.5GHz、4コア8スレッド、3次キャッシュメモリ6Mバイト)、GPUはGeForce GTX 980M、システムメモリは標準で8Gバイト×2枚、ストレージはM.2接続の250GバイトSSDと1TバイトのHDDを1台ずつ載せており、速度も保存容量も申し分ない。カスタマイズではシステムメモリを32Gバイトに増設したり、AHCIに代わるSSD向けのNVMeに対応した256GバイトSSDを選択したり、HDDの増量や2.5インチSATA SSDに変更したりすることが可能だ。

 接続端子類は左側にUSB 3.0ポートが4つと各種音声端子(ヘッドホン/マイク/ライン入出力)、SDカード端子、右側にUSB 3.0ポートが2基と光学ドライブ(Blu-rayドライブにカスタマイズ可能)。背面に電源入力、HDMI出力、mini Displayport出力、更にUSB 3.1ポートが1基と、デスクトップPC並の装備を備えている。

GALLERIA QSF980HGSGALLERIA QSF980HGS 左側面(写真=左)、右側面(写真=右)
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