23.8型で狭額縁、YAMAHAサウンドシステムなどAV機能も充実──「LAVIE Desk All-in-one」：2016年PC／タブレット春モデル

[山口恵祐，ITmedia]

　NECパーソナルコンピュータは1月13日、「LAVIE Desk All-in-one」の新製品を発表した。既存モデルからCPUを第6世代Core iプロセッサファミリー（開発コード名：Skylake）に刷新し、DDR4メモリの採用やストレージの強化など、基本性能を引き上げた。ラインアップは「DA970」「DA770」「DA570」「DA370」「DA350」の5モデルで、実売価格は順に24万4800円、22万4800円、19万9800円、15万9800円、14万9800円（すべて税別）となる。

インテルRealSenseカメラを展開した「DA970」

　新製品は、迫力のサウンドを楽しめるYAMAHAサウンドシステムといった充実のAV機能を引き続き搭載しながら、TV機能に特化した新リモコンを採用、23.8型の大画面でベゼルが約6ミリというスタイリッシュなデザインと相まって、オールインワンとしての完成度を高めた。

上位モデル「DA970」「DA770」シリーズ

　23.8型のディスプレイを搭載し、6ミリの狭額縁と新設計のスタンド構造によって没入感を高めている。本体に収納できるカメラやキーボードを備え、テーブルなどに設置した際の占有スペースは奥行き220ミリと、コンパクトな設置が可能。垂直立の状態から15度までのチルトもできる。発売は1月中旬を予定する。

　「DA970」は、CPUにインテル第6世代Coreプロセッサー・ファミリーのCore i7-6567U（3.3GHz／最大3.6GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュメモリ 4Mバイト）を採用し、システムメモリは8Gバイト（DDR4 8Gバイト×1枚）、ストレージは約4TバイトのHDDを搭載する。

「DA970」

　本体の各種ポートは、USB 3.0×3、USB 2.0×2、SDメモリーカードスロット×1などを備え、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送の4チューナー、インテルRealSenseカメラ、BDXL対応のBlu-ray Discドライブも内蔵する。本体サイズは544（幅）×220（奥行き）×418（厚さ）ミリ（ディスプレイ最小傾斜、カメラ収納時）となっている。

　「DA770」は、CPUにインテル第6世代Coreプロセッサー・ファミリーのCore i7-6500U（2.5GHz／最大3.1GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュメモリ 4Mバイト）を採用し、ストレージは約3TバイトのHDD、そして地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送のダブルチューナー、HD対応のWebカメラを搭載する下位モデルとなる。本体サイズなどはDA970と共通だ。

「DA770」

下位モデル「DA570」「DA370」「DA350」

　既存モデルの21.5型から23.8型にディスプレイサイズを大型化しながらも、狭額縁設計によって幅を14ミリ増加に抑えた。テーブルに設置時の占有スペースも奥行き190ミリをキープし、コンパクトに大画面を楽しめるモデルに仕上がっている。

　「DA570」は、CPUにインテル第6世代Coreプロセッサー・ファミリーのCore i7-6200U（2.3GHz／最大2.8GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュメモリ 3Mバイト）を採用し、システムメモリは4Gバイト（DDR4 4Gバイト×1枚）、ストレージは約3TバイトのHDDを搭載する。発売は1月中旬を予定する。

「DA570」

　本体の各種ポートはUSB 3.0×3、USB 2.0×2、SDメモリーカードスロット×1などを備え、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送のシングルチューナーやBDXL対応のBlu-ray Discドライブも内蔵する。本体サイズは544（幅）×190（奥行き）×402（厚さ）ミリ（ディスプレイ最小傾斜、カメラ収納時）となっている。

　「DA370」「DA350」は、CPUにインテルのCeleronプロセッサー 3855U（1.6GHz、2コア2スレッド、3次キャッシュメモリ 2Mバイト）を採用し、システムメモリは4Gバイト（DDR4 4Gバイト×1枚）、ストレージは約1TバイトのHDDを搭載する。各種ポートはDA570と共通だが、DA350はDVDスーパーマルチドライブを搭載し、TVチューナーと無線リモコンは非搭載となる。発売は2月下旬予定だ。

「DA350」