秋葉原価格で池袋を変える――ツクモが池袋にオープンゲーマー必見

» 2016年02月25日 22時00分 公開
[ITmedia]

 東京・池袋のYAMADA IKEBUKURO アウトレット・リユース&TAXFREE館(東京都豊島区東池袋1丁目41-1)の6階にツクモ池袋店がオープンした。同ビル近辺にはビックカメラパソコン館やヤマダ電機のLABI1(日本総本店池袋)が並ぶいわば激戦区。秋葉原を拠点とするツクモがこのエリアでどんな店作りを目指すのか。ツクモ池袋店の村島店長に話を聞いた。

 ツクモ池袋店の敷地面積は約130坪、現時点で約4000点の商品が並ぶ。店内は広々としており、狭いフロアに商品が所狭しと積み上げられたアキバのパーツショップというイメージで行くと雰囲気の違いに驚かされるかもしれない。

広いスペースでゆったりと買い物ができるツクモ池袋店

 とはいえ、レジ前にはおなじみのパーツ価格表がずらっと並ぶなど“アキバらしさ”を感じさせる部分もある。同店のコンセプトの1つは「池袋でも“アキバ価格”で買い物ができること」と村島店長。「一般的な家電量販店にはない専門的な品ぞろえももちろんですが、お客さまの中には『じゃあアキバだったらいくらなの?』という問い合わせを頂くこともあります。秋葉原の本店と密にコミュニケーションを取りつつ、そういった部分も追っていければ」と話す。

レジ前にはパーツごとの価格表。アキバでおなじみの風景だ

もちろんツクモたんもいる

 また、池袋店で特に力を入れているのがゲーミングマウスやキーボードをはじめとするPCゲーム関連デバイスだと村島店長は語る。

 「やはり今PCを買う動機の1つとして最も有力なのがゲームです。特に池袋に来店されるお客さまは若い方が多く、PCゲームとの親和性は高いと考えています。アキバであればゲーミングデバイスの品ぞろえは充実していますが、池袋の界隈でそうした製品を探すのはこれまで難しかったので、例えば、埼玉在住の方に『アキバに行かなくてもここで買えますよ』というメッセージを打ち出していきたいです。RazerやSteelSeriesのようなゲーマーに人気の高い製品からマウスパッドやゲーミングヘッドセットまで多数そろえていますし、実際に試すこともできます。また、売り場の広さを生かして、ゲーミングチェアや多面ディスプレイを使った試遊台なども用意しているので、是非体験して頂きたいですね」(村島氏)

PCゲーマー御用達の人気ブランドの製品がずらりと並び、実際に使用感を試せるようになっている

さまざまな最新ゲームタイトルをプレイできる試遊台が多いのも同店の特徴だ

ゲーミングチェアに座るツクモ池袋店の村島隆之店長

 ちなみに、店舗スタッフを募集する際も「PCゲームが好きな人を中心に集めた」とのことで、このゲームをするならどんなスペックが最適か、このタイトルにはどんなマウスが使いやすいか、といったような質問にもプレイヤー視点で丁寧に答えてくれそうだ。もちろん、アキバから池袋店に移った熟練スタッフもいるので、一般家電量販店では難しい突っ込んだ質問にも対応できると自信を見せる。

 実は村島氏、池袋の新店長に抜擢される前はツクモ本店の副店長を務めていた。「本店ではよくイベント関連を担当していたので、せっかく広いフロアですし、PCゲーム大会のような店頭イベントも積極的に実施していきたいですね。まだ池袋店はオープンしたばかりですので、常にお客さまのニーズにあわせて店作りを変えていこうと考えています。『ツクモだからこそ」と言えるような新しいことに何でもチャレンジしていければ」と今後の抱負を語った。

 ゲーマー向けの品ぞろえで“アキバの濃さ”と価格を目指すツクモ池袋店。最新ゲーミングマウス/キーボードを探している方は、是非1度のぞいてみてはいかがだろうか。

2月24日から始まったオープン記念クーポンを利用すれば、5000円以上の対象商品を購入すると1000ポイント還元される。ヤマダ電機と共通で利用できるポイントなので、新生活向けの家電とあわせてパーツを購入するとお得かもしれない

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