ドスパラの新スティック型PC「Diginnos Stick DG-STK2S」はどこが進化した?USB 3.0ポートも追加(2/3 ページ)

» 2016年03月07日 11時00分 公開

同じように見えてまったく違う本体

 本体についてチェックしていこう。本体サイズは113(幅)×40(高さ)×18.3(奥行き)ミリと、前モデルであるDG-STK2Fとほとんど同じだ。ただし、ボディーは新たに設計されているようだ。最も目立つのは電源ボタンが大型化されている点だ。前モデルでは電源ボタンが本体横にあり、ボタンサイズが小さいだけでなく、電源ON状態のLEDも小さかった。本製品では筐体の正面に直径1センチほどの丸形ボタンがある。

「Diginnos Stick DG-STK2S」 「Diginnos Stick DG-STK2S」

 電源がONになるとボタン全体が点灯するようになっており、電源が入っていることが以前よりも分かりやすい。スティック型PCは動作音が目立たない製品が多く、電源を入れたまま本体を外してしまってトラブルになるケースがある。電源が入っていることが分かりやすくなる改良はありがたい。一方で、電源ボタンが本体をテレビから引き抜くときに触りやすい位置であるともいえる。本体を外すときは電源OFFを確認した上で、ACアダプタを抜き、それから本体を外したほうがよさそうだ。

「Diginnos Stick DG-STK2S」 「Diginnos Stick DG-STK2S」
「Diginnos Stick DG-STK2S」 「Diginnos Stick DG-STK2S」

 両サイドを見てみると、大きく変化したのがUSB回りだ。前モデルではUSB 2.0×1、microUSB×1という構成であったが、本製品ではUSB 2.0×1、USB 3.0×1に変更している。以前のモデルでもmicroUSBからUSBに変換できるケーブルが付属しており、通常サイズのUSBが2個利用できる状態だったが、変換ケーブルが邪魔になり、スティック型PCのメリットであるコンパクトさを損なう要因にもなっていた。

「Diginnos Stick DG-STK2S」 「Diginnos Stick DG-STK2S」
「Diginnos Stick DG-STK2S」 「Diginnos Stick DG-STK2S」

 本製品では両方とも通常サイズなので、ワイヤレスマウスとキーボードを別々に取り付けても見た目はスッキリしている。また、前モデルではmicroUSBとUSB 2.0が両サイドに分かれて配置されていたが、本製品では片側にそろっているので、機器交換時のメンテナンス性が向上している。

 さらに端子の一つがUSB 3.0に対応したことにより応用範囲が広がった。高速なUSB 3.0メモリを外部ストレージとして利用したり、無線LAN環境では接続できなかったり、速度が出ない場合にUSB接続の有線LAN用アダプタを使用するといった対策が取りやすくなる。

 スティック型PCではストレージ容量が少ないものがほとんどだ。本製品では反対側の面にmicroSDカードスロットがついており、それを拡張用ストレージとして使用することもできる。microSDカードは条件が揃わないと速度が出ないことが多いが、USB 3.0対応メモリは安価なモデルでもそれなりの速度が出るものが多いので、手軽にストレージ容量を増やしたい場合には便利だ。HDDや光学ドライブのようなバスパワー消費の大きな機器を安定して動かす場合には、電源供給が行えるUSBハブを別途用意しておいた方が良いだろう。

 USB端子のある面の反対側には、前述のmicroSDスロット(SDXC対応)と給電用のMicro USBコネクタが用意されている。細かな変更点として、ACアダプタがケーブルと一体化されたタイプとなった。前モデルでは、ACアダプタ部分にUSB端子が用意されており、そこに給電用USBケーブルを差し込むという形になっていた。間違って純正でないUSBケーブルを使用すると起動しなかったり、動作が不安定になることがあったため、混乱を防ぐ意味でもACアダプタとケーブルを一体化したのは正解だと思う。

 また、前モデルの付属ケーブルの長さは約60センチほどだったのに対し、本製品では約150センチと長くなり、ケーブル自体も細くなって取り回しが大きく改善されている。

「Diginnos Stick DG-STK2S」 「Diginnos Stick DG-STK2S」
「Diginnos Stick DG-STK2S」 「Diginnos Stick DG-STK2S」

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