クーラー関連で話題になっていたのは、サーマルティクのファン用電源ハブ「Commander FP」だ。価格は2000円強。SATA電源コネクタとつなぎ、最大10基のファンに給電できる。PWM対応となっており、実質的にファンコンとして使えるのが特徴だ。
最近はマシン内に多くのファンをつけて制御っする仕組みを構築するユーザーが少なからずおり、Commander FPの売れ行きもまずまず好調なようだ。パソコンSHOPアークは「水冷ラジエーターやケース前方や上面のファンなど、最近はファンの使いどころが増えていますからね。ただ、Commander FPを買われるのはは水冷ユーザーやエアフロー重視のユーザーというより、カスタム好きな人ですね。とにかくカスタムできる余地を作ってカスタムしたい。そういう人が自作界隈には少なくないですから」という。
昨年から続く光モノブームも似た需要に支えられているとの話を聞く。別ショップのベテラン店員氏は「最適なライティングをカスタムしてもそれで終了ではなくて、別のアプローチが思いつけるというのが重要なんですよね。もうこれで完成! だと先がないですが、自由度が高いと楽しみが広がるわけです」と自らの体験から語っていた。
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