「LB-J520X2-SSD5」のココが「○」 |
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・Core i5と大容量SSDを搭載 |
・メインで使える実用優先の内容 |
・税込み10万円を切る期間限定価格 |
ココが「×」 |
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・高負荷時の動作音が大きい |
・CPUが第5世代Core |
メインで使えるノートPCを選ぶ時、どんな条件を挙げるだろうか。CPUの処理性能、キーボードの打ちやすさ、液晶ディスプレイの大きさや表示解像度、いくつか要素はあると思うが、ユーザー体験を重視するならば「OSドライブがSSDである」ということも重要である。
というのも、SSDのランダムアクセス性能はHDDの100倍以上も高速だ。そうしたランダムアクセスは、PCやアプリの起動、OSの基本操作、Webブラウジングなど身近な操作で頻繁に発生しており、OSドライブをHDDにするかSSDにするかで運用時の快適さが断然違ってくる。
ただし、SSDはHDDに比べると容量単価が高い。最近はずいぶん安くなってきたとはいえ、やはり数倍の開きがある。そのためか、ノートPCに搭載されるSSDは、容量が少ないことが多い。多くても250GBクラス、モバイル系ならば120GB以下というのも珍しくない。
「メインで使えるPC」となると、120GBというのはちょっと問題だ。いくら高速でも、未整理のファイルを貯めておいたら一杯になってしまうというのでは、逆にストレスになる。メインで使うならば容量もある程度は必要であり、なかなか悩ましいところだ。
そんな悩みを解決してくれそうなキャンペーンを、5月末までの期間限定でマウスコンピューターが展開している。SSDとHDDを両方搭載するデュアルストレージモデルや、480GBの大容量SSD搭載モデルを、思い切った価格設定でまとめてそろえてきた。
480GB SSD搭載ノートPCだけ見ても、Celeron搭載ながら8GBメモリも搭載する5万2800円(税別)という11.6型モデルの「LB-C240X-S5」、同様のスペックで14型液晶ディスプレイを搭載して5万4800円という「LB-B420XN-S5」などなかなか刺激的なモデルが並んでいるが、メインで使えるという条件で見ると、Core i5-5200Uを搭載する「LB-J520X2-SSD5」(税別8万7800円、送料税込み9万8064円)がいい感じに見える。というわけで、評価機を入手することができたので、少しこのモデルを掘り下げてみていきたい。
LB-J520X2-SSD5は、LuvBook JFシリーズに属するモデルだ。モバイルも可能なコンパクトなボディながら、必要性の高いインタフェースや打ちやすいキーボードをしっかり搭載した実用重視のモデルである。
ボディの具体的なサイズと重量は、約326(幅)×231(奥行き)×23.6(高さ)ミリ、約1.4キロ。本体装備のインタフェースは、USB 3.0が1基、USB 2.0が2基、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)、HDMI、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)、そして有線LANも装備する。このほか、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0、100万画素のWebカメラなども標準で内蔵している。最近の薄型軽量ノートPCでは省略されがちな端子も含めてメインで利用するのに不足ない装備を持ち、使い勝手を確保したうえでコンパクトにまとめている点は好印象だ。
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