レビュー
» 2016年05月24日 12時33分 公開

BTOパソコン入門ガイド――エントリーからハイエンドまで手堅く選べる「eX.computer」ツクモの歩き方(2/3 ページ)

[長畑利博,ITmedia]

ゲームがしたいなら「G-GEAR」で決まり

 eX.computer製PCで最も知名度が高いのはゲームプレイに特化した「G-GEAR」シリーズだろう。こちらもケースサイズや仕様に合わせて4種類のバリエーションが用意されている。

ゲーミング性能に注力した「G-GEAR」シリーズ

「G-GEAR mini」はMini-ITX規格のコンパクトなマザーボードを採用し、それでいながらゲーミングPCとして必要な性能を備えているのが特徴だ。なかでも8万円台の価格設定でカスタマイズ性が広い「GI7J-B64/T」は要注目の1台。マザーボードにASUS H110I-PLUS、CPUにCore i5系列を採用したベーシックな構成で、ベースモデルはグラフィックスカードにGeForce GTX 750 Tiを搭載している。

G-GEAR mini GI7J-B64/Tベースモデルの構成(税別8万4800円〜)
CPU: Intel Core i5-6500
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 750Ti
メインメモリ: PC4-17000 DDR4 8GB (4GB×2)
システムストレージ: HDD 500GB
マザーボード: ASUS H110I-PLUS (Mini-ITX)
OS: Windows 10 Home

 一方、「G-GEAR レギュラー」はマザーボードやケースにATX規格を採用したモデルだ。大型ケースによる拡張性の高さと、冷却・静音性が高いのが特徴。加えてパーツ選択の自由度も高いことから、G-GEARの人気ランキングをほぼ独占している。価格設定も下は8万円台から上は30万円台と幅広い。

 一番人気なのが4月末に登場した新モデル「G-GEAR GA7J-G81/T」。マザーボードに耐久性と信頼性を重視したASUS製の「H170-PRO」を採用している。ベースモデルのCPUはIntel Core i7-6700で、グラフィックスカードにはGeForce GTX 970という組み合わせとなっている。HDDを信頼性の高いSanDisk製SSD(容量128GB)に交換できるキャンペーンも行われている。

G-GEAR GA7J-G81/Tベースモデルの構成(税別12万9800円〜)
CPU: Intel Core i5-6700
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 970
メインメモリ: PC4-17000 DDR4 8GB (4GB×2)
システムストレージ: HDD 1TB
マザーボード: ASUS H170-PRO (ATX)
OS: Windows 10 Home

 G-GEARシリーズの中で最上位機種となるのが「G-GEAR neo」だ。人気の高いマザーボードやCPUを標準設定し、拡張性の高いタワーケースに収めている。シリーズすべてのベースモデルにCore i7シリーズが標準設定されているのが特徴。チップセットにZ170を搭載したベースモデルとIntel X99 Expressに対応したものが用意されている。

 Intel X99 Expressモデルでは物理コアを最大8個搭載したCore i7-5960Xに対応し、GeForce GTX 980のSLI構成が設定された高額モデルも並ぶ。注目は4月末に発売されたSLIモデル「GX7J-C81/ZT」で、マルチGPUやマルチディスプレイをサポートするASUS製マザーボード「Z170-A」を採用、Intel社製LANチップを搭載しているのも特徴だ。グラフィックス機能はGeForce GTX 970を2枚組み合わせたSLI構成、CPUは標準でCore i7-6700を搭載している。非常に高性能なモデルだが、ベースモデル時点では税別価格で20万円を切るよう設定されているコスパの高さも魅力だ。

G-GEAR neo GX7J-C81/ZTGX7J-C81/ZTベースモデルの構成(税別19万9800円〜)
CPU: Intel Core i5-6700
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 970
メインメモリ: PC4-17000 DDR4 8GB (4GB×2)
システムストレージ: HDD 2TB
マザーボード: ASUS Z170-A (ATX)
OS: Windows 10 Home

 G-GEARシリーズではminiとレギュラー、neoが標準モデルとなっているが、このほかにも特定のゲームタイトルの動作確認が行われている「ゲーム推奨」モデルが存在する。おなじみの「ファイナルファンタジーXIV」対応モデルや、FPS「Alliance of Valiant Arms」対応モデル、アクションRPG「DARK SOULS III」、オンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」対応モデルなどが用意されている。タイトルによってはオリジナル特典がつくこともあり、目当てのゲームが決まっているなら推奨モデルを狙うのも手だ。

ゲームが目的ならG-GEARシリーズから選ぶのがオススメ。写真はG-GEAR mini

ノートでもスペックをカスタマイズしたい! BTOノートパソコンシリーズ

 BTOパソコンというと、タワー型を思い浮かべがちだが、eX.computerではノートPCもラインアップしている。シリーズは大きく分けて2つ。1つはビジネスやホーム用途などにも適した「eX.computer note」シリーズ。もう1つはゲームプレイも楽しめるハイエンド機「G-GEAR note」シリーズだ。両方とも15.6型フルHD液晶ディスプレイを採用している。

G-GEAR noteシリーズは、外部GPUのGeForce GTX 970Mを固定で利用できる独自機能を備えた「G-GEAR note N1583J」など、ハイエンドなモデルが並ぶ

 税別8万円台というコスパ重視のeX.computer noteシリーズでも、外部GPUであるGeForce 940Mを搭載しており、描画性能が高いのが特徴となっている。Core i3/i5/i7といったCPUごとにベースモデルが設定され、それぞれでOSやメモリ容量、ストレージの種類や容量をカスタマイズ可能だ。

eX.computer note N1542J-510/Eベースモデルの構成(税別8万9800円〜)
ディスプレイ: 15.6型フルHD ノングレア
CPU: Intel Core i5-4210M
グラフィックス: NVIDIA GeForce 940M
メインメモリ: PC3-12800 DDR3L SODIMM 4GB (4GB×1)
システムストレージ: HDD 500GB
OS: Windows 8.1 Update

 ゲーム向けのハイパフォーマンス機に位置付けられているG-GEAR noteでは、外部GPUに3D描画性能の高いGeForce GTX 970Mを搭載している。上位モデルだけあって、CPUはCore i7-6700HQに固定されている。ベースモデルは2種類あるがストレージが変更されている以外はほぼ同じ。下位の「N1583J-700/T」ではストレージが500GBのHDDが1台搭載されているのに対し、上位の「N1583J-710/T」では、高速なM.2接続の250GBのSSDが1台と500GBのHDDが1台というデュアルストレージ構成になっている。カスタマイズできる部分はeX.computer noteと同じくOSやメモリ容量、ストレージの種類や容量が変更可能な項目だ。

G-GEAR note N1583J-710/Tベースモデルの構成(税別16万4800円〜)
ディスプレイ: 15.6型フルHD ノングレア
CPU: Intel Core i7-6700HQ
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 970M
メインメモリ: PC4-17000 DDR4 SODIMM 8GB (4GB×2)
システムストレージ: 250GB SSD (M.2接続) + 500GB HDD (シリアルATA対応)
OS: Windows 10 Home

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう