Broadwell-E&Pascalの最強タッグ!! 50万円を余裕で超えるウルトラハイエンドPC「MASTERPIECE i1580GA5-SP3」実力検証極上の性能を約束(3/3 ページ)

» 2016年07月28日 16時40分 公開
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フラッグシップとして文句のない性能

 ベンチマークテストで性能をチェックしよう。評価機の構成は、CPUがCore i7-6950X Extreme Edition、メモリが128GB(PC4-19200 16GB×8)、グラフィックスカードがGeForce GTX 1080(8GB)、データストレージが960GB SSD、OSが64bit版Windows 10 Homeという内容だ。

 CINEBENCH R15のCPUでは1789と強烈なスコアをマーク。これはCore i7-6700K搭載機の約2倍に相当し、10コア20スレッドのパワーを実証する結果といえる。

CINEBENCH R15の結果

 最新のGeForce GTX 1080を搭載しているため、3D描画性能もきわめて優秀だ。3DMarkのゲームマシン向けの標準テストであるFireStrikeではを15000を軽く超えるスコア、4K UHD解像度でのテストであるFireStrike Ultraでも5067と高いスコアをマークした。DirectX 12ベースの最新テストであるTime Spyのスコアは6951だった。

3DMark FireStrikeの結果

3DMark FireStrike Extreme

3DMark FireStrike Ultra

3DMark Time Spy

 FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークのスコアも当然すごい。DirectX 11モードの最高品質で18016、4K UHD解像度でも6650と「とても快適」評価のスコアが出ている。また、Steam VR Performance Testの結果ももちろん「VRレディ」。90fps以下に落ち込むフレームは0と、完璧なテスト結果を示している。

FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク(1920×1080/最高品質/DirectX 11)の結果

FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク(3840×2160/最高品質/DirectX 11)の結果

Steam VR Performance Testの結果

 PCで行なう一般的な作業をシミュレートする内容のPCMark8もご覧のとおり。死角のないパフォーマンスを改めて示している。

PCMark8の結果(Home/Creative/Work)

究極の性能を求めるユーザーのために

 マウスコンピューターのWeb直販価格は、総額で56万4624円(送料税込)だ。最新の10コアCPUに128GBの大容量メモリ、大容量SSD、そして新世代ハイエンドのGeForce GTX 1080搭載グラフィックスカードも搭載する究極のシステムだけに、さすがに高価である。内容を考えれば十分価値に見合うが、さすがにこれを購入できるユーザーはごく少数だろう。

 他のベースモデルを見てみると、同じグラフィックスカード、SSDを搭載したシステムでも、CPUが6コアのCore i7-6800K、メモリが32GBとなる「ゴールドモデル カスタム」ならば30万5424円(送料税込)から購入できる。これでも通常のハイエンドゲーミングマシンとはひと味違う極上体験ができることだろう。

 ウルトラハイエンドのシステムは陳腐化しにくく、ライフサイクルが長い傾向にあるうえ、今はCPU、GPUともに新世代が登場した直後。買い時としては最高のタイミングといっていい。予算に余裕があるならば、この機会にハイエンドのさらに上の世界へ踏み入れてみてはいかがだろうか。

マウスコンピューター/G-Tune

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