最新「ThinkPad X1」シリーズからAR体験まで盛りだくさん――LenovoブースフォトレポートCES 2017

» 2017年01月07日 15時18分 公開
[太田百合子ITmedia]

 LenovoはCES 2017の開催にあわせて、ホテルのレストランを貸し切ったブースを出展。先日発表された「ThinkPad X1」シリーズの最新モデルや、Windowsタブレットの「Miix 720」、ゲーミングノートPCの「Lenovo Legion」シリーズなど、多数の製品が展示されていた。

通路に面したブース正面には「ThinkPad X1」シリーズから、発表されたばかりのスマートホームデバイスまで、新製品がずらりと並べられている

CES会場となっているベネチアンホテルのレストラン「Aquanox」を貸し切ったレノボブース。ここ数年は例年このスタイルで出展している

「YOGA BOOK」と付属のデジタイザーを使って、写真をもとにしたイラストを描く様子もデモンストレーションされていた

ゲーミングノートPCの新ランドとして発表された、「LEGION」シリーズの製品を使ったゲームプレイの様子も公開

 ブース内はテーブルごとに、Thinkpad、Miix、Yoga、ゲーミングPC、Motorolaブランドのスマートフォンというように分かれていて、それぞれ最新機種が周辺機器やアクセサリーとともに展示されていた。

 また、壁際では、レノボが新規事業開発のために北京で発足した「NBD(NewBusinessDevelopment)」で、現在開発中のARスマートグラスや関連ソフトウェアを紹介。担当者によるデモンストレーションが行われた。

「ThinkPad X1 Tablet」は自立も可能な12型の2in1ノートPC。昨年モデルからCPUがアップデートされた最新モデルが展示されていた

付属の「ThinkPad Thin Keyboard」とノートPCのような使い方ができるほか、ピコプロジェクターを内蔵したものなど、モジュールを交換することで拡張性を付加できる

「ThinkPad X1 Carbon」の最新モデルも展示

ベゼルを狭めたデザインで、従来機と同じ14型ながら、よりコンパクト、軽量になっている。「ThinkPad」シリーズの定番だった角形の電源端子が廃止され、Thunderbolt 3端子×2が追加されているほか、新色のシルバーも追加された

12型の「Miix 720」も新製品

ペン操作しやすいよう最大150度まで大きく開く背面スタンドが特徴で、ペンのほかバックライト付きのキーボードも付属する

「Yogaシリーズ」のコーナーには、昨年秋のIFAで発表された4K UHDディスプレイ対応の「Yoga 910」を展示

2016年に話題を集めた「YogaBook」も複数台展示されていた

ゲーミングノートPCの新シリーズ「Lenovo Legion」は、ノートパソコンでは初めてDolbyAtmos対応。上位モデルの「Legion Y720」のサウンド体験、ゲーム体験ができるコーナーも用意されていた

ブースの最も奥には、Googleの「Tango」に対応する世界初のスマートフォン「Phab 2 Pro」のコーナーを設置。「Tango」対応のインテリアシュミレーターアプリを使って、広いスペースに3Dの家具を配置するAR体験ができるようになっていた

北京の「NBD(NewBusinessDevelopment)」で開発中の「Lenovo New Glass C200」

スマートフォンと接続して使用するスマートグラスで、カメラで捉えた報をAIが解析するソリューション。一例として、カメラで捉えた写真や図面の情報から、関連する3Dオブジェクトを表示するARソフトなどが紹介されていた

現在開発中という「Windows Holographic」対応のVRヘッドセットは、残念ながらプロトタイプのみということで、ショーケース入りでの展示となっていた

Amazonの音声認識AIプラットフォーム「Amazon Alexa」に対応したスマートホームデバイス「Lenovo Smart Assistant with Amazon Alexa」と、スマートフォンなど複数のデバイスで利用できるWi-Fi対応のNAS「Lenovo Smart Storage」は、リビングを模したコーナーにひっそりと展示されていた

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