中国のPCメーカーGPDは2月15日、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で7型のUMPC(ウルトラモバイルPC)「GPD Pocket」の出資受け付けを開始した。15日17時(日本時間)時点で既に目標金額である20万ドルを達成している。
出資はまだ受け付けており、399ドル(約4万6000円)でGPD Pocket本体1台、409ドルでGPD Pocket本体1台とType-C対応USBハブ1台、793ドルでGPD Pocket本体2台、1975ドルでGPD Pocket本体5台というラインアップだ。出資者向けの出荷は2017年6月を予定している。
GPD Pocketは7型で1900×1200ピクセルのIPS液晶、CPUにAtom x7-Z8700(4コア1.6GHz)、メモリは4GB(LPDDR3)、128GB(eMMC)のストレージを備える。
重量は480g、サイズは180(幅)×106(奥行き)×18.5(厚さ)mmと、軽量・小型に収まっている。
OSはWindows 10 HomeかUbuntu 16.04 LTSを選ぶことができ、どちらでも値段は変わらない。
マウスカーソルの操作をトラックポイントにすることで全面にキーボードを広げ、7型という小型ながら幅広なキーピッチを実現している。
ポート類は向かって右側にUSB Type-C、micro HDMI、3.5mmヘッドフォンジャック、USB 3.0(Type-A)をそれぞれ1基備えるが、出資409ドルのプランではさらにUSB Type-C×1、SDメモリーカードスロット×1、microSDカードスロット×1、USB Type-A×2のポートを持つUSB Type-C接続のUSBハブが付属する。
GPDは2月16日にIndiegogoのプロジェクトページ上でGPD Pocketのスペック変更を発表した。CPUはAtom x7-Z8700からAtom x7-Z8750に、メモリは4GBから8GBに変更した。価格は変わらない。
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