反転攻勢へ!「Ryzen 7」の爆速性能を確かめる自作PC市場における期待の新星(2/5 ページ)

» 2017年03月11日 00時00分 公開
[石川ひさよしITmedia]
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Ryzen 7 1800X/1700X/1700の3製品を入手

 今回、AMDから評価キットとして到着した木箱の中にはRyzen 7 1800XとGIGABYTE製X370チップセット搭載マザーボード「GA-AX370-GAMING 5(rev. 1.0)」、CorsairのDDR4-3000メモリ「VENGEANCE LPX CMK16GX4M2B3000C15」が含まれており、そしてこれとは別にNoctuaのCPUクーラー「NH-U12S SE-AM4」、Ryzen 7 1700Xと同1700も届いた。こちらを使って検証を進めたいが、まずは鍵となるパーツについてそれぞれ見ていこう。

木箱に収められていた同梱物

 まずはRyzen 7。1800X、1700X、1700の3製品があるが、刻印以外はほとんど変わらないので1800Xで紹介していく。まず表面には、型番があり、インパクトのある「RYZEN」ロゴもプリントされている。PGAパッケージなので、裏面は従来のコンシューマー向けAMDプロセッサと同様、ピンが立った剣山状の構造だ。なお、1700についてはリテールクーラー「Wraith SPIRE」が付属するとされているが、今回は付属していなかった。

3つのPCU。パッケージの柄では区別がつかないので、シールに記載された型番で判断しよう

CPUは内箱に収められている。Ryzenシールも付属

 続いてマザーボードのGA-AX370-GAMING 5(rev.1.0)。X370チップセットを採用している点は型番からも分かる通り。ゲーミング向け機能としてはメモリスロットやボードの側面、さらにボード上各所にLEDを備えているあたりにある。メモリに関しては、OCメモリの場合でDDR4-3200をうたっている。

GIGABYTE「GA-AX370-GAMING 5(rev.1.0)」。実売価格は2万7,000円前後で、X370チップセット搭載マザーボードのなかでは中間的な価格帯かやや高めのハイエンド寄り

 これまでのAMDチップセット搭載マザーボードは、同じチップセットが長く使用され、一部はリフレッシュモデルなどで世代に合わせたアップデートが入ったものの、最新インタフェースが登場してもしばらく使えない状態が多かった。しかし久しぶりの新チップセットということで、現状のインタフェースは網羅されることとなった。GA-AX370-GAMING 5は、SSD関連ではM.2やU.2を備え、SATA Expressも搭載し、USB関連ではUSB 3.1 Gen2 Type-Cにも対応している。

M.2やU.2、USB 3.1 Gen2 Type-Cなど、最新インタフェースを搭載

 そのほかの点では、2系統のLANが面白い。1つはKiller E2500チップ、もう一つはIntel製チップを搭載している。つまりAMDとIntelが同居している。

 さて、AM4ソケットはレバー式でピンホールの配列以外は従来同様に見える。一方でリテンションホールには変更があった。今回の検証キットは同梱されていたNH-U12S SE-AM4用のリテンションベースが装着された状態で届いたため、どのような標準リテンションベースが付いているのかお見せできないが、ネジ固定式のCPUクーラーの場合はAM4対応であることが必須となり、標準リテンションベースを用いてツメ固定式のCPUクーラーを用いる場合は、従来までのAM3+やFM2+対応のものが流用できるとのことだ。

NH-U12S SE-AM4用リテンションベースを外したところ。FXシリーズなどAM3+やFM2+までとは穴の位置が異なるようだ

評価キットに付属したNoctua「NH-U12S SE-AM4」CPUクーラー。ファンは12cm角。ヒートシンクはメインストリームのサイドフロー式CPUクーラーの標準的なサイズ

評価キットに付属していたメモリのCorsair「VENGEANCE LPX CMK16GX4M2B3000C15」。今回はOC検証はせずDDR4-2666として用いた

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