ビックカメラの登場で、アキバ自作街はどう変わる?古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2017年06月26日 17時18分 公開

「食い合わないし、じゃんじゃん盛り上げてほしい」――ビックカメラAKIBAの登場反響

 6月22日、秋葉原電気街の中心地に「ビックカメラAKIBA」がグランドオープンした。5月31日に移転したソフマップ秋葉原本館のビルを再活用した総合店舗で、周辺に建つ5店のソフマップも同時にリニューアルしており、「AKIBAビックマップ」の名の下に総合的に展開している。

 パソコンからスマートフォン、家電にゲーム、酒類やドラッグなど、家電量販店としても幅の広い商品を取り扱っており、同店のリリースでは「専門店の集合体」を掲げている。

6月22日にグランドオープンしたビックカメラAKIBA

 6月6日に1階部分がプレオープンするなどグランドオープンを待たずに営業を始めており、すでにある程度は街に与える影響が見えてきている。

 自作ショップの反応は穏やかで、おしなべて肯定的な声が多かった。あるショップは「総合的に取り扱うといっても、1階に薬や日用品、お酒を置いていて、スマホとパソコンは3階と4階ですから。我々と食い合わないので、こちら側にじゃんじゃん人を集めてほしいですね」と話す。

 別のショップも「普通の家電量販店とも違った存在という感じです。外国人観光客や女性を取り込むのが狙いみたいですし、過度には期待しませんが、新しい層をアキバに呼んでくれる存在になったらうれしいです」と話していた。

グランドオープン前、6月中旬に掲げられていたフロアマップ

 実際、グランドオープン前後から、ビックカメラAKIBAの買い物袋を持った人の来店が目立って増えてきているとの声も複数のショップで聞いた。

 ただ、大半は一利用者としての歓迎の声のほうが目立ったところもある。ベテラン店員氏は「日用品が買える大型店がドン・キホーテだけだとちょっと心もとなかったので通っています。家電量販店として真正面から攻めてくるというより、街の足りないところを埋めてくれる感じなのでありがたいですね」と話していた。

 アキバとしての期待と利用者としての歓迎。後者はすでに実っているが、前者の結果がみえるのはもう少し先か。今後を見守りたい。

店の前に置かれていた、ビックカメラAKIBAの擬人化キャラクター「アキバたん」のパネル

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月10日 更新
  1. ワコム、Android液タブ「Wacom MovinkPad」シリーズを最大約4.8万円値上げ 9月25日から (2026年09月09日)
  2. 「macOS 27 Golden Gate」は9月15日リリース Apple SiliconのMacに対応 (2026年09月10日)
  3. 薄型化とカメラ強化が光る「Pixel 11 Pro Fold」徹底レビュー! Galaxy Z Foldとの比較で見えた“正統進化”の真価 (2026年09月09日)
  4. 天井照明一体型プロジェクター「Aladdin X3 Laser 4K」を試す 4K+3色レーザーで“本気の大画面シアター”に進化 (2026年09月09日)
  5. 超小型レトロオーディオ体験をFIIO「Snowsky ECHO NANO」で スマホリスニングのモヤモヤを解消するかも? (2026年09月08日)
  6. 「RTX Spark」搭載のWindows PCは10月に登場 LAN内のPCを束ねてローカルAI処理を分散・高速化する「NVIDIA PAIR」β版も公開 (2026年09月07日)
  7. パナソニック、Fire TV搭載テレビにフルHD対応のエントリー32型/40型モデルを追加 (2026年09月09日)
  8. Apple参入のうわさで沸く2026年 パイオニア・サムスンが魅せる「折りたたみスマホ」の現在地 (2026年09月09日)
  9. 4Kゲームプレイを低遅延で配信・録画できる「UGREEN 4K HDMI キャプチャーボード」がセールで30%オフの4199円に (2026年09月09日)
  10. 実売1万円台&縦置き対応! ONPUの14型モバイルディスプレイは初心者の強い味方だった (2026年09月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー