NVIDIAとコマツは、建設現場におけるAIの導入で協業を行うと発表した。
建設現場は一般的にも危険な職場として認識されているが、2016年度には国内で300人近くの死者と1万5000人を超える負傷者が発生しており、AIによる現場の改善に期待が寄せられている。
今回の協業で中心に据えられているのは、AIコンピューティングを超小型プラットフォームで提供できる「NVIDIA Jetson」。建機に搭載することで周囲の人や機械を認識できる360度映像の提供が行えるほか、運転席に設置されるステレオカメラによりオペレーターに的確な指示を与えることなどが可能になる、としている。また将来的には、機器の自動制御や建設現場/採掘現場などの高解像度レンダリング、シミュレーションなどにも用いられる予定だ。
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