オンキヨーのスマートスピーカー「P3」と「Amazon Echo」を比較して分かったこと(セットアップ編)山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2018年03月02日 16時30分 公開
[山口真弘ITmedia]

 Amazonの音声アシスタント「Amazon Alexa」に対応したスマートスピーカーとして、2017年末から2018年始にかけてリリースされた製品は3機種ある。

 「Echo Dot」とほぼ同じ小型ボディーのAnker「Eufy Genie」、音楽再生を重視したモデルのハーマンインターナショナル「Harman Kardon Allure」、そしてオンキヨーの「P3(VC-PX30)」だ。

 今回はオンキヨーのP3を、Amazon純正のAlexa対応スマートスピーカー「Amazon Echo」と比較しつつ紹介する。今回は前編として、セットアップまでのプロセスを見ていく。

 なおメーカーから借用した評価機を使用しており、実際の製品とは部分的に異なる可能性があることを、あらかじめご了承いただきたい。

P3 オンキヨー「P3」

横幅が広いデザイン。ボタンの多さが特徴

 まずは外見から見ていこう。本体はAmazon Echoよりも若干背が高く、かつ横に広いボディーが特徴だ。素材感こそ異なるものの、外周がサランで覆われている点はAmazon Echoとそっくりで、同一メーカーの兄弟モデルと言われても、普通に信じてしまうルックスだ。

P3 Amazon Echo(右)との比較。断面が円か楕円かの違いはあるが、デザインはよく似ている
P3 ペットボトルとのサイズ比較。前回のハーマンインターナショナル「Harman Kardon Allure」ほどではないが、こちらもそこそこのサイズはある。ちなみに重量は約1.6kg

 本体上面には操作パネルがある。タッチ式ではなくしっかりとした押し心地がある物理ボタンなのは、同社の「Google Home」対応スマートスピーカー「G3」と同様だが、表面はラバー調の素材で、手の脂がややつきやすい。個人的にはG3のようなツルッとした素材の方が好みだが、この辺りは人によるだろう。

 ボタンはAlexa対応スピーカーではおなじみの4つのボタン(音量大、音量小、マイクミュート、アクション)に加えて、再生・一時停止ボタンも用意されるなど、手動での操作性を重視した設計だ。設定時やマイクミュート時は赤、それ以外は青という点灯パターンはAmazon Echoと同様だ。

 またこれらボタンに加えて、好きなインターネット放送局を登録できるショートカットボタンが4つ搭載されている。現状ではSpotifyの放送局しか登録できないようだが、もう少し選択の幅が広がるか、あるいは次の曲・前の曲に戻るショートカットなどが登録できるようになれば、他の製品にない強みとなることだろう。

P3 側面から見たところ。天板が若干斜めにカットされていることが分かる
P3 上面パネル。好きな放送局などを割り付けられるショートカットボタン×4が特徴。手の脂が付着しやすいようで、今回メーカーから借用した機材は写真のような状態だった

 背面には電源ボタン、Wi-Fiボタン、リセットボタンの他、下段にはAUX IN・OUTそれぞれのジャックが並ぶ。前回紹介したHarman Kardon Allureが、外部スピーカーを接続する機能が用意されていなかったのとは対照的だが、有線のヘッドフォンなどを接続する際には便利だろう。

 なお後編で詳しく述べるが、Bluetooth接続で外部スピーカーとして使う機能はない。

P3 リアビュー。端子類はこの背面中央に集約されている
P3 電源ボタン、Wi-Fiボタン、リセットボタン、メンテナンス用のUSBポート×2、AUX IN・OUT端子が並ぶ。独立した電源ボタンがあるのはスマートスピーカーとしては極めて珍しい
P3 電源は内蔵しておらずACアダプターでの駆動となる
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