長野が舞台のフォトコンテスト、夏はスマホで撮った写真も解禁(2/2 ページ)

» 2018年06月25日 15時02分 公開
[石川ひさよしITmedia]
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フォトコンテスト(夏)の開催も決定

 同社代表取締役社長の小松永門氏は主催者としてあいさつに立ち、「おかげさまでたくさんの応募をいただき、応募数で600件以上、非常に良い作品が集まりました」とフォトコンテストを総括した。

マウスコンピューター代表取締役社長の小松永門氏。同日、フォトコンテスト(夏)の開催も発表しており、春夏ときたら秋冬はどうか、という問いに対し、完全に決めているわけではないとしながらも、個人的には1年を通じてということが大事と思い検討をはじめている。夏の状況を見て最終的に判断すると前向きだ
2カ月間での応募総数は600件以上(634作品)

 小松永門氏から「世界級リゾートへようこそ。山の信州」フォトコンテスト(夏)の開催が発表された。応募期間は2018年7月1日〜8月20日で、テーマは春と同じ「アウトドア」「歴史・文化」「癒し」「食」が引き継がれる。

 次回はアウトドアシーズン真っ盛りとあり、4部門のなかでもアウトドア部門が撮りやすいのでは、とか。今回は、一眼レフに限らずスマートフォンで撮影した写真も対象となる。入賞作品の選定、賞品も春と同様だ。また、8月25日26日には写真家の荻原史郎氏、荻原俊哉氏を招いた1泊2日の志賀高原撮影ツアーも開催する。

春に続き、7月1日〜8月20日の期間で「世界級リゾートへようこそ。山の信州」フォトコンテスト(夏)を開催
テーマや入賞賞品などは春と同様。グランプリ、準グランプリ受賞作品にはマウスコンピューターの製品が、入賞作品には長野県名産品の詰め合わせが贈られる
コンテストの作品作りの参考にもなる「志賀高原撮影ツアー」も企画されている

 続いてあいさつに立った長野県 観光部部長の熊谷晃氏は、フォトコンテストの共催である信州DCの取り組みを紹介した。信州DCは、何年かに1度、JRグループ6社が総力を挙げてある県のある地域の観光をアピールする活動。長野県では2018年は3年続く取り組みの最後の年になり、7月1日〜9月30日の期間、開催されるイベントとのこと。

長野県 観光部部長 熊谷晃氏
信州アフターDCイベントのオープニングイベントとして「手をふろう!運動」を展開
情報発信サイトもリニューアルする

 長野県の観光に対する取り組みも紹介した。信州アフターDC開催にあわせてリニューアルされた信州DC公式サイトは、今回のフォトコンテストの審査員でもある秦達夫氏が特別に撮影旅行をし、長野各地で撮影した写真を使用している。また、「信州と言えば山の県。山と言えば森もあり川もありたくさんのアクティビティーがある」とし、そうしたアクティビティーを紹介、スムーズに予約ができるよう大手予約サイト「アソビュー」とタイアップした取り組みなども紹介した。

体験予約サイト「アソビュー」とタイアップし、体験型イベントの予約への導入をスマート化。長野は屋外型アクティビティーが豊富な一方、そば打ちやジャム作りなど屋内の文化系アクティビティーも豊富
長寿県としてそれを支える信州の朝ごはんを提案。また、インスタチームを組織し各地のスポットを配信している

 今回のフォトコンテストの他にも、日本では初めての試みではないかというドローンによるショートムービーコンテストやインスタグラムを利用したインスタアワードも開催する。特に「信州ではインスタ映えする風景、ドローンで撮るべき風景がたくさんある」とのことなので、ドローン、インスタを活用されている方は応募してみてはいかがだろうか。

JRや県内私鉄各社もイベント列車を企画。特にJR東とJR東海路線をまたぐ直通路線「特急 木曽あずさ号」「諏訪しなの号」なども運行している。また、今回のフォトコンテストの他にもドローンムービーコンテストやインスタアワードなど写真・映像のコンテストも開催する
鉄道の他にも周遊バスツアーや子ども体験塾プログラムなど、大人から子どもまで信州の魅力に触れる企画を展開している
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