Windows 10次期大型アップデート「RS5」はどうなる? 開発中盤のまとめ鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/3 ページ)

» 2018年07月28日 07時30分 公開

Build 17677(5月24日)

  • Edgeウィンドウの右上にある「…」メニューの内容を整理
  • Edgeアイコンの右クリックで出現する「ジャンプリスト」一覧に「トップサイト」候補を表示
  • タブの「一括保存」と「一括復帰」ボタンをウィンドウ左上に追加
  • Edgeに一括保存と一括復帰ボタンを追加
  • Edgeの「ダウンロード」ペインでの操作項目追加
  • 「Narrator Scan Mode」での対象アプリや項目の拡大
  • カーネルデバッグモードの機能改良
  • タスクマネージャーにおけるメモリ使用容量の詳細表示対応
  • Build 17655で予告されていたMobile Broadband USBクラスドライバの全面導入
Windows 10 RS5 Edgeブラウザの「…」メニューの内容が整理され、分かりやすくなった。項目数も増えている

Build 17682(5月31日)

  • Setsの新規タブ(ウィンドウ)を開く際にターゲットとなるアプリを指定する機能
  • ワイヤレスプロジェクションに表示モードの切り替え機能を追加(低遅延優先など)
  • Edgeに「Web Authentication」プレビュー導入
  • 「RSAT(リモートサーバ管理ツール)」に機能別一括導入メニューを採用
  • アップグレード後の機能確認画面を追加
Windows 10 RS5 Setsの新規タブ(ウィンドウ)を開く際、ターゲットとなるアプリを指定できるように
Windows 10 RS5 ワイヤレス接続で他のPCをサブディスプレイとして利用できる「プロジェクション」機能を改良。低遅延の「Game」、画質優先の「Video」、バランス重視の「Productivity」という3つのモードを選択可能になった

Build 17686(6月6日)

  • カレンダーアプリなどにおける単位や時刻のロケールを設定メニューで一括変更
  • マイクなどのデバイスへの不正アクセスの通知機能
  • 「Windows Mixed Reality(MR)」において外部ディスプレイへの接続を非義務化(バックパックPC対応)
  • Windows MRにおける画面や動画キャプチャー機能を標準化

Build 17692(6月14日)

  • 「SwiftKey」のソフトウェアキーボードへの導入(日本語は未対応)
  • EdgeにおけるWebDriverの改良
  • Win32とUWPアプリの文字サイズ調整機能
  • Narrator機能の改良
  • 「Game Bar」における音声制御とパフォーマンスのビジュアル化
  • 「Game Mode」のパフォーマンス改良
  • スタートメニューにおける検索プレビューでのファイルの直接ダウンロード
  • Windows MRでのスピーカー設定メニューの変更
  • Fluent Designのアクリル素材(半透明)効果をUIの各所に採用
Windows 10 RS5 ディスプレイの設定では、システム、Win32アプリ、UWPアプリの文字サイズをまとめて1つのスライダーで調整可能に
Windows 10 RS5 「Game Bar」にXboxアプリの音声制御とパフォーマンス(FPS、CPU、GPU、RAM)の視覚化パネル追加
Windows 10 RS5 Fluent Designのアクリル素材(半透明)効果をUIの各所に採用

Build 17704(6月27日)

  • Edgeのアイコンにプレビュービルドを示す「BETA」表記付与
  • EdgeのFluent Design対応強化
  • Edgeの「…」メニュー再整理
  • Edgeのツールバーアイテムのカスタマイズ機能
  • Edgeにおけるメディア(動画など)の自動再生制御(許可、制限、禁止)
  • PDFアイコンの変更
  • 新しい「Skype」アプリ(柔軟にカスタマイズ可能なグループ通話キャンパスなど)の導入
  • 「Windows Diagnostic Data Viewer」(診断データビューアー)における新機能
  • 屋外での視認性を高める動画の輝度調整機能(光センサー搭載デバイスが必要)
  • AIを使った「Typing Insights(入力インサイト)」機能
  • 管理者権限を持たないユーザーや複数ユーザーへのアプリの導入制御
  • 「CommandBarFlyout」の新機能による入力支援
  • 「ウイルスと脅威の防止の設定」に「Block suspicious behaviors(疑わしい動作をブロックする)」を追加
  • タスクマネージャーに「Power usage(電力消費)」と「Power usage trend(電源の使用率)」項目を追加
  • 手書きフォント作成アプリ「Microsoft Font Maker」をMicrosoftストアで提供
  • Setsの組み込みを中止
Windows 10 RS5 EdgeのFluent Design対応を強化。アクティブなタブを強調するよう奥行きの効果が加わっている
Windows 10 RS5 Edgeの「…」メニューを再整理。一般的によく使われるアクションを前面と中央に配置しつつ、ツールバーの表示項目をカスタマイズ可能にした
Windows 10 RS5 新しい「Skype」アプリでは、柔軟にカスタマイズ可能なグループ通話キャンバスなどを用意
Windows 10 RS5 AIと機械学習を使ってタイピングの効率を高める「Typing Insights」(入力インサイト)機能。これにより、スペルミスの自動修正、次の単語の予測、入力時の単語候補表示などが行える
Windows 10 RS5 タスクマネージャーでプロセスごとの電力消費、電力使用率の傾向を把握できるようになった

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