予約しておいたディスプレイ付きスマートスピーカーの「Amazon Echo Spot」が、7月26日にうちにも到着しました。既に「Google Home Mini」が2台、「Amazon Echo Dot」が1台ありますが、ディスプレイ付きはまだ持っていないし、と自分に言い訳して買いました。
せっかくのディスプレイ付きなので、時計代わりに食卓のはしっこに置いてみました。朝食を食べながら天気予報を見たり、今日の予定を表示したりしています。昨夜はテレビに映った女優さんについて「○○って何歳?」と聞いて教えてもらいました。数字などは、音で聞くより表示してもらった方が分かりやすいですね。
今のところディスプレイ付きの実力を十分には発揮してもらっていません。Kindle本の読み上げではテキストが表示されるのかと思ったらそうではなく、カバー画像がずっと表示されています。音楽再生中にカラオケのように歌詞の歌っているところが強調表示になるのは面白いです。
ディスプレイを生かしたAlexaスキルとしては、「エムキャス」や「サントリーチャンネル」がありますが、円形ディスプレイの中に小さい長方形で表示されるのでEcho Spot向きとは言えないです。
Echo Spotの本領は、日本ではまだできないビデオチャットだと思います。これができるようになったら、一人暮らしの母の家にも置きたいです。
ところで、狭い家なのに4台もスマートスピーカーが必要なのかというと、正直あまり必要ないです。
とはいえ、リビングとは別に、キッチンにGoogle Home Miniを置いたのは正解でした。典型的なカウンターキッチン式のマンションなので、大声で話し掛ければリビングのMiniくんと会話できますが、水仕事中は返事が聞こえないし、スピーカーからの音楽もよく聞こえません。
カウンターに置いた2台目のMiniくんで音楽を流したり、もうすぐなくなりそうなオリーブオイルをショッピングリストに追加したり、「ヘルシオホットクック」での調味料のパーセンテージ計算をやってもらったり(「423の0.5%は?」)しています。
キッチンに置くスマートスピーカーをEcho Spotにすれば、レシピの表示など便利さが広がりそうですが、計算はどうもAlexaよりGoogleアシスタントの方が得意(個人の印象です)みたいなので、今のところ役割は変えません。
Echoシリーズは最大4種類のウェイクワードを設定できるので、Echo SpotとEcho Dotは隣同士に置いても1つずつに話し掛けられますが、Google Homeシリーズにはまだその機能がないので、大きな声で「ねえ Google」と言うと2台のMiniくんのLEDが一斉について待機状態になってしまいます。これは今のところ、それぞれに小声で話しかけるという、なんだか情けないやり方で対処しています。
「Amazon Echo Spot」を使いやすくする設定“10選”
「Amazon Echo」を設置したら試したい 生活が快適になるスキル7選
「Amazon Echo」と「Google Home」を120日使い比べて分かった優劣
家の中で「財布や鍵が見つからない」をAmazon Echoで解消するワザ
Amazon史上最大の「プライムデー2018」振り返り トラブル発生も1億点を販売
Amazon Echoが夫婦の会話を勝手に録音して送信 どうしてこうなった?
Amazon Echoが“突然笑い出す”怪現象とは何だったのか
「Amazon Alexa」は家庭に、職場に、そして病院にも増殖する?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.