QNAPはこのほど、ホームおよびSOMO向けの2ベイ搭載NAS「TS-251B」の販売を開始した。製品ラインアップはメモリ2GBモデルとメモリ4GBモデルの2タイプを用意している。
3.5インチSATAベイ×2基を利用可能なNASで、デュアルコアCPUのCeleron J3355(2GHz、最大2.5GHz)を採用。接続インタフェースはギガビット有線LAN×1を備える他、USBポートおよびHDMI出力(最大解像度は3840×2160ピクセル、30Hz)を装備しており、4Kトランスコード機能なども利用できる。
またPCIe 2.0×2スロットを1基備えているのも特徴で、M.2 SSD増設カードや無線LANカードやUSB 3.1カード、10GbEカードなどを任意に装着して機能拡張を行うことが可能だ。
本体サイズは105(幅)×226(奥行き)×168(高さ)mm、重量は1.53kg。
またQNAPは、同社製Turbo NASシリーズ向けOS「QTS」の最新版「QTS 4.3.5」β版の公開を開始した。
最新β版の今回のバージョンでは、SSDへの書き込み負荷を軽減しランダム書き込みのパフォーマンス向上を行える「SSDエキストラオーバープロビジョニング」機能などを実装。また脆弱性をチェックできる「セキュリティカウンセラー」機能や、NASアプリの通知を一元的にチェックできる新たな「通知センター」も利用可能になっている。
QTS 4.3.5の詳細はこちら。
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