前回触れた通り、9月20日にNVIDIAの次世代ハイエンドGPU「GeForce RTX 2080」搭載カードが売り出された。
ドスパラ秋葉原本店やTSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店が深夜販売イベントを実施しており、各ショップの新製品コーナーには週明けも複数メーカーのラインアップが並べられている。税込み価格は12万円強から13万円台前半。
各ショップの反響をみると、関心の高さに売れ行きが伴っていないという感触が多い様子だ。パソコンSHOPアークは「まだRTX 2080 Tiが控えていることもあって、ベンチマーク結果が出そろうのを待ちたいという人が多い印象です。新世代は気になっているけれど、手を出すのはまだ……という感じといいますか」と話していた。
さらに手厳しい声も。某ショップは「RTX 2080 Tiが一緒に出なかったことで購入欲がそがれたという声もあります。いっそRTX 2070あたりの登場まで待って、価格と評価が落ち着いたころに検討しようという人もいますね。いずれにしろ、1000番台からすぐに乗り換えたくなるような引きがないのがそもそもの原因じゃないかと思います」と語る。
その上位GPUであるRTX 2080 Tiは、27日に発売される見込みだ。既にTSUKUMO eX.が深夜販売を告知しており、当初の予定よりは少し遅れたものの9月中には次世代ハイエンドカードが店頭に並ぶとみられる。「入荷数はRTX 2080よりも少なくなると思います。取り合いになるかは……分からないですね」(TSUKUMO eX.)
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