ザッカーバーグ氏は20日、CNNのインタビューで、会長兼CEOの会長職は誰かに代わった方がいいんじゃないかという質問に「そのつもりはない」ときっぱり。また、サンドバーグ氏の責任についても「彼女は10年、私の大事なパートナーだった。一緒に成し遂げてきたことに本当に誇りを持っている。この先10年間も一緒にやっていきたい」と語りました。
米Wall Street Journal(WSJ)によると、ザッカーバーグ氏はCAスキャンダルについてサンドバーグ氏を責め、サンドバーグ氏は友達にそれを愚痴ったそうなのですが……、少なくともしばらく2人の関係はこのまま続き、不祥事はナンバー3以下が責任をとることになるのでしょうか。
Facebookでは9月にInstagramの創業者が、10月にOculus Riftの創業者が、辞めています。
上記のWSJの記事によると、ザッカーバーグ氏は6月に幹部約50人を集め、「Facebookは今、戦時下にあり、私は戦闘中のつもりでやっていく」と語ったそうです。政治家や投資家、怒れるユーザーからの包囲攻撃を受ける中、Facebookを率いる自分は決然としなければならない、と。上記2人が辞めたのはそのせいだと、WSJはみています。
ザッカーバーグ氏、まだ34歳なのに決然としちゃうのは危険なのでは、と大人たちは思ったのでしょう。49歳のサンドバーグさんがサポートすることで、これまで比較的うまくいっていたと思いますが、今年はそのバランスが崩れ、これからどうなるのでしょうか。ザッカーバーグ氏の来年の目標が気になるところです。
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