Intelは1月7日(米国太平洋時間)、デスクトップPC用「第9世代Coreプロセッサ」のラインアップを拡充。1月初旬から6種類の新たな製品を出荷することを発表した。2019年第2四半期(4〜6月)には、今回の新製品を搭載するPCも登場する見通しだ。
今回の発表では、追加ラインアップの具体的な発表はなかった。しかし、Intelの製品情報データベースには既に掲載されている。
掲載済みの製品情報によると、今回追加される製品は以下の通り。いずれも「Coffee Lake」と呼ばれる開発コードネームのものだ。
型番に「K」の付く製品は、従来通りオーバークロック対応品。一方、型番に「F」の付く製品は、GPUが未搭載(無効)となっており、「内蔵GPUは不要」という人にとっては良い選択肢になるかもしれない。ただし、F型番の製品は外部GPUがないと映像出力できないので注意しよう。
一方、ノートPC向けのCoreプロセッサは、現在の所「第8世代」で第9世代には移行していない。
しかし、Intelのグレゴリー・ブライアント上席副社長は「2019年第2四半期(4〜6月)にモバイル向けの第9世代Coreプロセッサを投入する」と明言。ノートPC用のCoreプロセッサも世代交代を迎えることを明らかにした。
発表会でのイメージ画像を見る限り、ノートPC用第9世代プロセッサは「Core i5」「Core i7」と「Core i9」を計画しているようだが、詳細が語られることはなかった。
(取材協力:Consumer Technology Association)
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