Androidタブ+ドック=スマートディスプレイは“二重人格”ながらも思った以上に便利だった:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

» 2019年04月10日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]

ウェイクワードが「Alexa」で固定されている点は要注意

 一方で弱点もある。1つはタッチ操作がしづらいことだ。本製品はタブレットを深くまで差し込んで背面から支えているわけではなく、支えの部分がかなり浅いため、タップのたびに接点部分が“しなる”ことになる。後方に倒れることはないにせよ、あまり強度があるようには見えない。Showモードでの音声操作が多ければ問題ないが、タブレットモードでの利用が多い場合は注意すべきだろう。

Lenovo Tab 真横から見た状態。転倒するような心配はまずない
Lenovo Tab ドック部にタブレットを乗せているだけなので、画面をタッチするたびに後ろにしなるのは気になるところだ

 Showモードへの自動切り替えは、Bluetoothがオンになっている必要があるのだが、何度かに1度の割合で失敗することがある。もう1度やり直せばたいていは正常な状態に復帰するが、一体型ゆえこうした問題が起こらないEcho Showと比較して、多少なりとも気を使う。うまく切り替わる場合もタイムラグがあり、もう少し短くできればと思わなくもないが、Bluetoothを使っている以上、限界があるのかもしれない。

 なお、これは本製品以外のサードパーティー製Alexa互換スピーカーにも共通した特徴だが、ウェイクワードが「Alexa」で固定されており、それ以外の名前、例えば「Echo」「Amazon」などに変更できない。部屋に複数台のAlexaデバイスがあり、用途によって役割を分けている場合は、困ることもあるだろう。

 これ以外にも、Echo Showにあるいくつかの設定項目が、本製品では省かれている。詳しく見ていくと、BluetoothなどAndroid側で行う設定であるがゆえに省かれていたり、アラーム音の調整やカスタマイズのようにスマートフォンのAlexaアプリから設定できたりする場合もあり、実際にはそれほど影響はない。ただ、前述のウェイクワードの変更機能は、個人的にはかなり致命的な印象だ。

Lenovo Tab タブレットの設定画面で「Alexa」をタップすると、Alexaの設定画面が表示される
Lenovo Tab Alexaの設定画面。Echo Showとそっくりだが、中を見ていくと項目の一部が省略されている場合が多い
Lenovo Tab デバイスオプションの画面。Echo Showではここにウェイクワードを選択する項目があるが本製品にはない
Lenovo Tab サウンドの画面。メディアやアラーム、タイマーなどの音量調整やイコライザーの項目などが省かれている
Lenovo Tab 一部の項目は、スマホのAlexaアプリ側から設定できる場合がある

 ちなみに、使っているうちに気がついたのが、本製品で音楽を再生していると、音楽のボリュームが一時的に小さくなることがある。どうやらAndroid上のメールアプリがメールを受信した際に、通知音が聞こえるよう、一時的に音を絞る仕組みになっているらしい。見た目の画面はEcho Showとそっくりでも、バックグラウンドではAndroidが動いているがゆえの症状と言えそうだ。

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