Androidタブ+ドック=スマートディスプレイは“二重人格”ながらも思った以上に便利だった山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/3 ページ)

» 2019年04月10日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 前回の記事では、レノボのAndroidタブレット「Lenovo Smart Tab P10 with Amazon Alexa」について全体像を見てきたが、今回はAmazon Alexaを使ったスマートディスプレイとしての側面を見ていこう。

タブレットを分離させて使用可能、Echo Showと違って威圧感なし?

 Alexaデバイスとしての使い方は、Amazonの液晶ディスプレイ付きデバイス「Echo Show」などと全く同じだ。「アレクサ、○○して」と呼びかけると、タブレットの下端が青く光り、音声コマンドに合った操作を実行してくれる。音声認識の感度も、他のAlexaデバイスとの差を感じない。

 天気予報やタイマー、音楽再生などの機能が使えるのはもちろんのこと、ネットワーク内にスマートリモコンがあれば、家電の操作も行える。あらゆる機能をチェックしたわけではないが、筆者が普段使っている機能をざっと試した限りでは、とくに制限はないように感じた。

Lenovo Tab Alexaに呼び掛けた時には、Echo Showと同様にタブレットの下端が青く光る
Lenovo Tab 天気予報やタイマー、音楽再生、スマートリモコンと連携しての家電操作など、筆者が普段使っている機能をざっと試した限りでは、とくに制限はないようだ

 さて、本製品とEcho Showをしばらく使い比べると、本製品にはいくつものメリットがあることに気付かされる。

 1つは何といっても、分離させたタブレット部を単体で利用できることだ。Echo Showの場合、完全な据置仕様であるため、手に持って使うことは不可能だ(重量も約1755gある)。その点、本製品はタブレット部分を自由な姿勢で使え、ドックに立てておけば邪魔にもならず、充電も行えるなど利便性も高い。

Lenovo Tab Echo Show(左)と並べたところ。フォルム自体は酷似している
Lenovo Tab 本製品はタブレット部を分離させて使えるのが大きな利点だ

 タブレット部がFire OSではなく、Androidであることもポイントが高い。これはつまり、Android用のアプリが普通に使えることを意味する。筆者は普段、タブレットで外部チューナーを組み合わせてテレビを視聴しているのだが、Fireタブレット向けにはアプリが提供されておらず視聴できない。Echo Showでも同様だ。

 しかしAndroidであれば視聴アプリが用意されているため、本製品のタブレット部をドックに立てた状態で、外部チューナーと組み合わせてテレビの視聴を行えるし、その他の動画配信サービスなども自由に使える。動画視聴中もAlexaはきちんと反応するので、その間はスマートスピーカーとしての機能が使えないといったこともない。

Lenovo Tab Showモードを手動で解除して、Androidタブレットをドックに立てた状態にすることもできる
Lenovo Tab ドックは動画を視聴するためのスタンドとしても重宝する

 室内への設置時に、Echo Showのような威圧感がないのも隠れたポイントだろう。実は正面から見たサイズはEcho Showよりも本製品の方が大きいのだが、ディスプレイ部がスリム、かつ奥行きがないことから、設置した時に圧迫感を感じない。Echo Showの存在感がどうにも気になる人にとってはよい選択肢となるだろう。

Lenovo Tab 横から見た状態の比較。Echo Show(左)はCRTディスプレイ、本製品(右)は液晶ディスプレイといったところだろうか
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. カラー電子ペーパーで好きな画像を飾れる「SwitchBot AIアートキャンバス」が楽しい 13.3型の迫力と魅力 (2026年02月13日)
  3. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
  4. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  5. PC値上げの波はVAIOにも? 糸岡社長が明かす「マウスエフェクト」への対応とブランド価値の向上 (2026年02月13日)
  6. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  7. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  8. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  9. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  10. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年