バッテリーレポートで確認したバッテリー容量は約46.7ワットアワーで、公称駆動時間は約7.4時間となっている。
液晶ディスプレイを最大輝度にしてHuluで海外ドラマを連続視聴したところ、約3時間で残り20%となった。かなりシビアな条件なので、ライトユースならば公称値くらいはもつだろう。
動作音はアイドル時だと静かな部屋で意識すれば分かる程度だ。高負荷時には冷却ファンの回転速度が速くなって動作音が大きくなるが、それでもマイルドで耳障りには感じない。
ボディーの発熱については、排気口がある背面部からヒンジ部にかけてが中心で、手がよく触れるキートップやパームレストは熱くならない。ファンはユーティリティ−でフル回転させることも可能だ。
これまで見てきた通り、クリエイティブ向けマシンとしての性能は一級品だ。動作音や放熱性能に配慮されており、文句のない仕上がりになっている。
直販サイトでの販売価格は、税込み21万3624円となっており、充実の内容を考えれば十分にリーズナブル。RAW現像などの写真編集やビデオ編集をしたいユーザーにとっては、大いに魅力的な選択肢だろう。
約2.1kgの可搬性の高いボディーなので、使わない時に収納したい場合や、カフェなどに持ち出して使いたい向きにはぴったりだ。旅行や出張の際、新幹線の中やホテルなどでRAW現像やビデオ編集をしたいというニーズに十分応えられるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.