マザーボード単体では、ASRockのZ390モデル「Z390 Phantom Gaming 7」が注目を集めていた。2万8000円前後で出回っているATXモデルで、Realtekの2.5GbEコントローラ(Dragon RTL8125AG)やCreativeのサウンド機能「Creative Sound Blaster Cinema 5」などを搭載している。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は、Dr.MOSを採用した給電回路を高く評価していた。「Dr.MOSはコンシューマー向きマザーでは8年ぶりの採用だと思います。電源効率が約30%上がって基板の発熱が抑えられる。それを使った給電回路が10フェイズあるすごい構成です。水冷ユニットで冷却する構成に最適ですね」という。
プロセッサも新製品が登場している。Socket AM4に対応したAMDの第7世代APU「A6-9500」で、価格は5000円弱。標準3.5GHz、ブースト時3.8GHz動作の2コアCPUと6コアGPUを統合しており、TDPは65Wだ。
TSUKUMO eX.は「安価なAMD系プロセッサだとAthlon 200GE(6000円弱)やAthlon 220GE(7000円前後)がありますけど、さらに安い構成を目指すならありかも。IntelでもCeleron G4900が5000円台前半ですしね」と話していた。
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