デルは8月中旬、新型の2in1ノートPC「XPS 13 2-in-1(7390)」を発売する。具体的なラインアップが発表されたばかりの第10世代Coreプロセッサを搭載し、超省電力CPU(Yプロセッサ)を採用した先代と比較して最大約2.5倍のパフォーマンス向上を果たした。直販サイトでの標準販売価格は14万9980円(税別、送料込み)からとなる。
先述の通り、新型XPS 2-in-1には第10世代Coreプロセッサが搭載される。Core i3、Core i5、Core i7を用意しているようだが、ニュースリリースには具体的な型番は掲載されていない。なお、発表会では「Core i3-1005G1」(1.2G〜3.4GHz、2コア4スレッド、4MBキャッシュ、Intel UHD Graphics内蔵)を搭載する個体などを確認できた。
GPUは、搭載するCPUによって「Intel UHD Graphics」または「Intel Iris Plus Graphics」となる。後者については、GPUグレードによって実行ユニット(EU)の数が異なる(参考記事)。メインメモリはDDR4-3733 SDRAMを搭載しており、日本では8GB、16GB、32GBのいずれかの構成を選択できる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量は256GB、512GB、1TBから選択できる。
ディスプレイはアスペクト比16:10の13.4型IPS液晶(HDR400認定取得、Dolby Vision対応)で、最大10点のマルチタッチとペン操作に対応している。解像度はフルHD+(1920×1200ピクセル)またはUHD+(3840×2400ピクセル)から選択できる。いずれも光沢のある液晶だが、反射を防止するコーディング処理を施すことによりまぶしさを抑えている。パネルの保護にはCorning製の「Gorilla Glass 5」を利用している。
画面の上部にはWebカメラが付いている。Windows Hello(生体認証)は指紋認証に対応しており、電源キーと一体化した指紋センサーをタッチすることでパスワードレスでログインできる。
キーボードは日本語配列と米国英語(US)配列から選択できるが、アークティックホワイトの構成はUS配列のみとなる。
本体のポート類は、左右側面にThunderbolt 3端子を1つずつ備え、どちらもUSB 3.1 Type-C、DisplaPort出力、USB Power Delivery入力を兼ねている。左側面にはmicroSDメモリーカードスロット、右側面にはイヤフォンマイク端子も備えている。
Wi-Fi(無線LAN)モジュールは、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応する「Killer Wireless AX1650」を搭載し、同規格では最大2.4Gbps(理論値)で通信できる。同モジュールは、Bluetooth 5.0にも対応している。
ボディーカラーは2つあるが、外装はいずれもアルミニウムの削り出しで作られた「プラチナシルバー」となる。内装は、カーボンファイバー製の「ブラック」と、グラスファイバー製の「アークティックホワイト」の2つを用意している。ただし、先述の通り、アークティックホワイトを選択するとキーボードはUS配列のみとなる。
ボディーサイズは297(幅)×207(奥行き)×7〜13(高さ)mmで、最軽量構成の重量は1.32kgとなる。バッテリー容量は51Whとなる。
新型のXPS 13 2-in-1発売を記念して、デルは「New XPS 13 2-in-1 プレゼント!キャンペーン」を実施している。
8月31日までにデルのFacebookアカウントの告知投稿に「いいね!」をするか、Twitterアカウントをフォローして告知ツイートをリツイートすると、抽選で1人に新型XPS 13 2-in-1がプレゼントされる。
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