第3世代Ryzenの登場後から続くDDR4メモリの値上がりと品薄傾向は、お盆開けに小休止した様子だ。
ドスパラ秋葉原本店は「人気のRGBタイプなど一部は今も入手困難ですけど、モデルを限定しなければある程度は入手しやすくなっているかなと思います」と話していた。
現在も、1人につき同一商品4点までという購入制限を続けているTSUKUMO eX.も「供給側の対策が形になってきたのと、お盆の需要を乗り越えたこともあって、一時期より深刻さは薄らいでいますね」という。
新製品も登場している。UMAXからは「UM-DDR4-3200/3000」シリーズが店頭に並んだ。それぞれ16GB×2枚キットと8GB×2枚キットがあり、価格は3200シリーズが2万円弱と1万1000円前後、3000シリーズが1万9000円前後と1万1000円弱となる(税込み、以下同)。
入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「安価で買える選択肢が増えたのはいいことですね。先週にはアユートから1枚32GBのDDR4-2666モジュールも割と買いやすい価格帯で登場しましたし、組みやすくはなっているとは思います」と率直に語る。
アユートのDDR4-2666は4枚セット(128GBキット)「AU-4XM378A4G43MB1-CTD」が7万5000円強で、2枚セット(64GBキット)「AU-2XM378A4G43MB1-CTD」が3万8000円弱となる。
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