マウスコンピューターが11月14日、1920×1080ピクセル表示に対応した13.3型のモバイルPC「G-Tune P3」を発表、既に販売を開始している。同社にとっては久しぶりのモバイルPCであり、Intel製CPUとAMDのGPU(Radeon RX Vega M)を1パッケージにまとめたKaby Lake-G(開発コード名)を搭載している点も特徴だ。
【訂正:11月26日12時20分】メーカーからスペックの一部訂正(高さの数値変更)が発表されたことに伴い、記事の一部を修正しました
2019年6月に同社が本製品の開発表明をして以降、Kaby Lake-Gについては2020年1月31日をもって受注を終了、最終出荷は2020年7月31日とインテルが発表したこともあり、製品の動向について注目が集まっていた。
無事に投入されたG-Tune P3だが、CPUには4コア8スレッドで動作する第8世代Core i7-8709G(3.1GHz〜4.1GHz、8MBキャッシュ)を、GPUにはAMDのRadeon RX Vega M GHとIntel HD Graphics 630を採用する。
Kaby Lake-Gについては、2017年の発表以降IntelのNUC(Next Unit of Computing)やノートPCがいくつか登場していたが、Core i7とRadeon RX Vega M GHの組み合わせを備えたモデルは珍しく、G-Tune P3は貴重な存在だ。
評価機のメモリは、デュアルチャンネルの16GB(オンボード/DDR4-2400)で、ストレージは512GBのM.2 NVMe SSDを搭載していた。同社のPCは購入時に仕様を柔軟に変更できるが、本モデルについては、ストレージ(512GB/1TB/2TB SSD)やOS(64bit版Windows 10 Pro/Home)、外付けの光学ドライブ(DVDスーパーマルチ/Bru-ray Disc)などに限られる形だ。
続いて、ボディー回りを見ていこう。
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