キングジム、6.8型デジタルノート「フリーノ」で新たな筆記文化の創設を目指す(1/2 ページ)

» 2019年12月04日 15時00分 公開
[ITmedia]

 キングジムは12月4日、6.8型電子ペーパーを採用したデジタルノート「フリーノ」を発表、市場投入に先立ちクラウドファンディングサービス「Makuake」でプロジェクトを開始した。Makuake限定価格は3万8000円だ(数量限定の早割価格も用意)。

photo フリーノ

まずはクラウドファンディングで展開

 E Ink製の6.8型電子ペーパー(画面解像度は1440×1080ピクセル、265ppi)を採用したデジタルノートで、ワコム製デジタルペンの採用にで4096段階の筆圧検知に対応する。紙にペンで書いたようなスムーズな書き心地を実現しているのが特徴だ。ボディーカラーは1色で、3種類の専用カバーが用意される。

photo

freeno Makuakeでは3色の専用カバーから選べる。まずは本体と専用カバーのセットでの展開となる
開発途上バージョンのため、製品版とは異なる可能性があります

 内蔵ストレージは8GBで、約1万3000ページ相当のノートと約2000ファイルのPDFドキュメントを保存可能だ。microSDスロットを装備する他、オンラインストレージのDropboxへの保存にも対応した。

photo カレンダー機能も装備、日付に関連付けされたノートの作成も可能だ
freeno フリーノの3大機能
freeno Noteの画面
freeno Documentsの画面
freeno カレンダーの画面
freeno 紙にすると約15kgの情報量を1つにまとめることができる

 無線LNA接続はIEEE 802.11b/g/nに対応。本体サイズは132(幅)×175(奥行き)×9.8(高さ)mm、重量は約240gだ(ペンを含む)。付属品は本体の他にデジタルペン、替芯×3、芯抜き、USBケーブル、クイックスタートガイドで、ACアダプターは別途用意する必要がある。

freeno さまざまなフォーマットを作成可能で、ページごとにフォーマットを切り替えられる

 次のページでは、製品発表会の内容や、今後の店頭展開を見ていこう。

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