キングジム、6.8型デジタルノート「フリーノ」で新たな筆記文化の創設を目指す(2/2 ページ)

» 2019年12月04日 15時00分 公開
[ITmedia]
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店頭での販売は2020年5月頃の見込み

 同日行われた製品発表会で、キングジム 常務取締役 開発本部長 兼 広報室担当 亀田登信氏が「新たな筆記文化創設への挑戦として展開するフリーノは、当社として4回目のクラウドファンディング経由での製品となる。こういった新規概念商品の開発はクラウドファンディングと相性が良く、皆さんの期待に応えられる商品だと考えている」と述べた。

freeno 同社がこれまでクラウドファンディングで展開した製品

 続いて、同社 電子文具開発部 東山慎司氏が「このフリーノは、文房具らしいしたい見やすいノートにこだわった。手書きメモだと、どこに書いたのかを忘れてしまったり、思い出せなかったりしてしまう。こういったモヤモヤを吹き飛ばすなど、デジタルの利便性でアップデートしたのがフリーノだ」と製品の概要を説明した。

 さらに「メモを手で書くことで記憶して、記憶を整理して頭の中を滑らかにするという調査結果もある。E-Inkで画面の見やすさを、ワコム製デジタイザとペンで滑らかな書き心地を追求した。タイトルやタグで検索したり、無線LANを内蔵したりしているのでDropboxとの連携も可能だ」と製品の特徴を述べた。

freeno 無線LAN経由でのデータ連係の他、Micro USBケーブルによるUSB接続、Micro SDカードによるデータの移動も行える
freeno 底面にMicro SDカードスロットやMicro USB端子が並ぶ
freeno 天面に電源ボタンやフロントライトのオン/オフボタンが用意されている

 ベースがAndroidのため、ユーザー自身の手で機能を拡張すれば電子書籍の閲覧なども可能だが、手書きによるOCR機能の見送りを含め、まずは「新たな筆記文化の創設」というのがフリーノのコンセプトだという(亀田氏)。

 クラウドファンディングを経て、店頭での販売は2020年5月の見込みだ。価格は本体が3万円台中盤〜後半、専用カバーが3000円程度になるのではないかとのことだった。

開発途上バージョンのため、製品版とは異なる可能性があります

 クラウドファンディングの期間は2020年2月28日までだが、原稿執筆時点で既に300万円以上の出資が集まっており、目標金額の500万円は早々に達成しそうだ。カラーバリエーションなどの展開を含め、今後の動向が気になるところだ。

freeno 専用ケースにはペンの収納スペースも用意されている
freeno ペンは非常に軽量で電池も不要だ。応答速度は20msで、フェルトのペン先は交換可能だが、最終調整が必要になるので現状は他のペン先と互換性があるとはいえない状況とのこと
freeno 底面はフラットだ
freeno フロントライトの他、コントラストやシャープネスも細かく調整できる
freeno 8GBのストレージを内蔵するが、システム占有などがあるので全ての領域が使えるわけではない
freeno 開発途上バージョンでのAndroidのバージョンは4.4.2だった
freeno 3色ある専用カバーのうち、カバーのデザイナーが特にお勧めだったブラウン。本体のカラーや留め具の色などのバランスがいいとのこと
freeno カバーはスタンドとしても利用可能だ
freeno 本体とカバーは、複数回の取り外しが可能な両面テープで固定するタイプだ。一度固定すると、かなりの力を入れないと外れない
freeno 左から、発表会に登壇したキングジム 常務取締役 開発本部長 兼 広報室担当 亀田登信氏、キングジム 電子文具開発部 東山慎司氏、ワコム テクノロジー・ソリューション事業部 掛晃幸氏
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