デル テクノロジーズの日本事業を展開するデルとEMCジャパンは1月31日、全国の中小企業のIT担当者を対象に実施した独自調査の結果報告を行った。
従業員1人〜99人の中小企業のIT担当者(1035人)に実施したアンケート調査をまとめた報告で、この結果によると中小企業の9割以上のIT管理者は9割以上が他の業務を兼任。また58%の担当者はIT管理に割ける時間がわずか1割であることが判明した。
Windows 10への移行状況については、“移行を完了”“移行中”を合わせても71%という結果で、“特に移行を考えていない”とした回答者も10%存在。セキュリティ面で不安が残る状況が浮き彫りとなっている。
また、働き方改革によるIT環境の整備やWindows 10への移行などでIT担当者としての「業務の負担が増えていると感じている」との質問には、39%が「とてもそう思う」あるいは「そう思う」と回答しており、中小企業でIT管理者への負担が高まっている傾向にあることが見て取れる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.