プロナビ

USB Type-C専用モバイルディスプレイ、ASUS「ZenScreen MB16ACE」を試すモバイルディスプレイの道(3/4 ページ)

» 2020年05月15日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

Windows用ユーティリティーを使う利点とは?

 本製品はドライバのインストールなしで利用可能だが、同社のWebサイトで提供されている「ASUS DisplayWidget Software」というWindows用ユーティリティーを使えば、さらに便利に活用できる。

 このユーティリティーでは、本体側の明るさやコントラスト調整、ブルーライト関連の調整など、さまざまな設定をWindows上から行える。画面の複製/拡張といった基本設定はWindows標準の設定画面で行いつつ、本製品ならではの細かな設定調整はこちらで行うという役割分担だ。

 このユーティリティーを使った時だけ利用できる設定として、画面の向きの自動回転機能が挙げられる。画面の横/縦の切り替えは、Windows標準の設定画面でも、本製品正面左下のボタンからOSDメニューを経由しても行えるが(後述)、本体の向きに応じて画面を自動回転できるのはこのユーティリティーを使った場合だけだ。画面の縦横を頻繁に切り替える人は、導入しておく価値は高いだろう。

ZenScreen MB16ACE Windows用のユーティリティー「ASUS DisplayWidget Software」の画面。ディスプレイにまつわるさまざまな設定をWindows上で変更できる
ZenScreen MB16ACE 各モードごとの詳細な設定が行える。本体OSDメニューとほぼ同じ内容だが、操作性はこちらが圧倒的に上だ。ちなみにブルーライトカット系の機能が充実している
ZenScreen MB16ACE 「ASUS DisplayWidget Software」をインストールしていると、本体の向きに合わせて画面の縦横が自動的に切り替わる。これは横置きの状態で、画面上のアイコンも横向きを示している
ZenScreen MB16ACE 本体を縦向きにしたところ、画面上のアイコンも縦向きが選択された状態になり、連動して画面の向きも縦に切り替わった(やや分かりづらいが、横向きの壁紙に変倍がかかって縦に引き伸ばされている)

 ちなみにこれを除けば、たいていの設定調整はOSDメニューでも行えるのだが、本製品は他社のそれに比べて、メニューが非常に操作しづらい。理由は明白で、本来であれば項目の選択にボタン2つ、「決定」で1つ、「戻る」で1つ、合計で4つのボタンが必要なところだが、本製品はそれを2つに集約しているためだ。

 そのせいで、階層を1つ上がる時は他社製品では「戻る」ボタンを押せば済むところが、本製品は項目の最後まで移動し「戻る」アイコンを選択するという、分かりづらい操作方法になっている。上記のユーティリティーで何とかカバーできている格好だが、それゆえ現状では、Windowsがメインで、いざという時に本体側でも最小限の操作が可能というくらいに考えておいた方がよいだろう。

ZenScreen MB16ACE 設定の変更は本体OSDメニューでも可能だ。メニュー自体は体系的で分かりやすいのだが、2つのボタンで移動や決定など全ての操作を行わなくてはならず、操作性はよくない
ZenScreen MB16ACE 表示モードの切り替えは、タスクトレイの右クリックからも行える

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  8. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  9. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  10. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー