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» 2019年12月03日 11時45分 公開

モバイル液晶ディスプレイの道:USB Type-CとHDMIをサポートした15.6型モバイル液晶ディスプレイ「Vinpok Split」を試す (1/4)

クラウドファンディングを経て発売された「Vinpok Split」。15.6型で約635gという軽量ボディーのモバイル液晶ディスプレイをチェックした。

[山口真弘,ITmedia]

 香港Vinpokの「Vinpok Split」は、USB Type-CとHDMIという2つのインタフェースに対応したモバイル液晶ディスプレイだ。15.6型という大画面にもかかわらず、本体は約635gと軽量なのが特徴だ。直販のVinpok Split Store価格は税別4万9800円となる。

 クラウドファンディング発のこの製品、既存のモバイルディスプレイと比較して、どのような特徴があるのだろうか。今回は国内代理店から借用したサンプルを元に、筆者私物のWindows 10ノートPC「ThinkPad X1 Carbon(2019)」と組み合わせてのレビューをお届けする。

Vinpok Split 「Vinpok Split」(右)。香港Vinpokの製品だ

15.6型の大画面だが重量は本体のみで約635g

 まずは製品の仕様をチェックしよう。画面サイズは15.6型と、据置サイズのノートPCと同等だ。画面解像度は1920×1080ピクセルで、このサイズのモバイルディスプレイとしては標準的で、可もなく不可もなくといったところだ。

 インタフェースはUSB Type-CとHDMIの2つに対応している。前回紹介した「ThinkVision M14」は、インタフェースをUSB Type-Cのみに絞っていたが、本製品は過去の多くのモバイルディスプレイと同様、HDMI接続(ポートはminiHDMI)もサポートしている。

 右側面にはminiHDMIポートの他にUSB Type-Cポートが2基あり、上下に並んでいるが、それぞれ機能が異なっている。具体的には、上のポートが映像信号の伝送と電源供給、下のポートは電源供給専用だ。従って、PCとの接続には上のUSB Type-Cポートを使い、もし電力が足りなければ下のUSB Type-Cポートから給電する形になる。

 左側面の下にはイヤフォンジャックが搭載されており、イヤフォンやヘッドフォン、外部スピーカーなどを接続できる。PC本体ではなく、あえてサブディスプレイから音を出すニーズはそれほど多いとは思えないが、あって困るものではない。ちなみにスピーカーも内蔵しており、単体で音を出すこともできる。

 また、本製品はタッチ操作にも対応している。ただしUSB Type-CとHDMI、どちらの接続方法でもタッチ操作を実現するため、接続パターンはかなり複雑だ。詳しくは後述する。

 635gという軽さは本製品の大きな特徴だが、これにはちょっとしたからくりがある。というのも、本製品はボディー本体と、スタンド兼用カバーに分離する構造になっており、635gというのはその本体のみの重量だからだ。カバーと合わせた実測では約1022gなので、他社のモバイルディスプレイと変わらない点は、注意しておくべきだろう。

Vinpok Split パネルの上部および左右は狭額縁で、実測値はわずか4mmほどだ。タッチ操作にも対応する
Vinpok Split スタンド兼用のカバーを使って液晶ディスプレイを立てる仕組みだ。ノートPCの左右に直接取り付ける方法については後述する
Vinpok Split 本体+スタンド兼用カバーの他、接続に用いる複数のケーブルが付属する。これに加え、日本語の取扱説明書も用意される
Vinpok Split カバーを外した本体のみの状態。下部とは段差がある。重量の公称値は約635gだ
Vinpok Split スタンド兼用カバー。本体とはマグネットで吸着する
Vinpok Split 本体に吸着させ、反対方向に折り返すとスタンドになる
Vinpok Split 逆方向にかぶせることで輸送時に画面を覆うカバーとして機能する
Vinpok Split ボディーの右側面。USB Type-Cポート×2と、miniHDMIポートを搭載する
Vinpok Split 左側面。電源/戻るボタン、メニュー選択用のダイヤルホイール、イヤフォンジャックを備える
Vinpok Split こちらは底面。両側にゴム脚が用意され、その内側にはスピーカーがある
Vinpok Split iPad Pro(右)との厚み比較。本体下部はiPad Proよりやや厚みがある。実測では約9.7mmだ
Vinpok Split 本体上部はiPad Proと比べてもかなり薄い。実測では約4.8mmある

 基本スペックを確認したので、早速ノートPCに接続して使ってみよう。

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