最近のPCパーツショップの店内では、「10万円コース」「10万円でそろえるなら」などと書かれたPOPを見かけることが多い。1人につき10万円支給される特別定額給付金を元手にして、PC一式を組もうと来店する人が増えているためだ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「2万円弱のCPUに1万円前後のマザーボード、8GBメモリとSSDに、ゲーム向けとしてぎりぎり使えるグラフィックスカードにケースや電源、Windows 10 Homeなどを足して、トータルで10万円前後に抑えるのがはやっていますね。これでも工夫すれば、2TBのHDDを追加できたりもします」という(価格は税込み、以下同)。
CPUは、1万6000円強で6コア6スレッドの「Ryzen 5 3500」が人気を集めているというショップが多かった。グラフィックスカードはGeForce GTX 1650搭載モデルを推す声が大きい。ドスパラ秋葉原本店は「画像設定にこだわらなければ、ゲームができる最小のスペックはGTX 1650やGTX 1660あたりになりますからね。2万円前後で買える価格帯もちょうどいいです」と評価する。
今週末には、MSIから2連ファンとGDDR5 4GBメモリを搭載する「GeForce GTX 1650 VENTUS XS 4G」が1万7000円前後で登場する。消費電力は最大75Wで、補助電源なしで組み込み可能だ。
次はTSUKUMO eX.の動向を見ていく。
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